映画MINAMATA
以前、夏休みの課題図書として娘が選んだ本
「ユージン・スミス」
それについての記事
https://note.com/taigariri39/n/n4b37d9416181
…ジョニーデップ主演で映画化されるのを本当に楽しみにしていて、やっと観ることが出来た。
期間こそ短めだったが、メジャーな映画館で上映されたのは良かったと思う。
ジョニーデップはもちろん素晴らしい演技だったし、日本の俳優陣も熱演だった。
最初の方、浅野忠信が出てくると方言大丈夫かしら?って一瞬身構えたけれど、、大丈夫だった(かなり昔「幻の光」で彼の関西弁に衝撃を受けた)
真田広之はさすがの貫禄。チッソ社長役の國村隼も良かった。
メイキング動画では國村さんは関西弁で話しておられる。大阪出身だったのか、、、知らなかった。
水俣の少年シゲル役の青木柚、、初めて観た方だが瞳に力がある、、要チェック。
エンドロール、美しい旋律に乗せて淡々と世界中の公害の様子が映し出される。胸にずしっと響く。
後日、アイリーン・美緒子・スミスさんのインタビューを聴く機会があった。
活動のきっかけは1973年に目の当たりにした熊本での裁判の判決(映画の中でも実際の映像が挟み込まれる)で、これが心に消えない灯を灯してくれたという。
何が起きても決して消えない灯。
71歳にして、アクティビズムとはアート!と言い切るバイタリティ。
TAOさんのポッドキャスト番組、Emerald Practicesから聴けます。
映画化裏話もちらっとあったりして、必聴である。