相手理解編~1.経済理解スキル①~
※今回は相手理解編の経済理解スキルの2本ある動画の内、1本目をアウトプットしていきます!
経済理解スキルと言うことで、経済を理解していくのですが、そもそもなぜ経済を理解する必要があるのでしょうか?
それは
・サラリーマンは給料が上がらない
・ホワイトカラーの大リストラ時代が来る
からです
この記事では「サラリーマンは給料が上がらない」について書いていきます
はじめに
まず、この言葉を聞いてみなさんはどう思いましたか?
僕は「おい、日本、絶望的じゃねえか!!」って思いました笑
なぜなら、自分自身近い将来社会に出てお金を稼いでいくのに稼ぐ前から「あなた、給料上がりませんよ」って言われている様に感じるからです、、
今回、経済を理解するには、GDPを理解する必要があります
そもそも、GDPって何?
GDPとは国内総生産です
簡単に言うと、日本が儲けたお金、日本が生んだお金のことです
このGDPには名目GDPと実質GDPがあります
今回は実質GDPを重視して書いていきます
はじめに、この2つの違いと内容をガリガリ君で解説します
2000年にガリガリ君は60円で売られていました。もしこれが1万個売れたら60万円になります。つまり、駄菓子屋で生まれたお金は60万円です。
しかし2019円になるとガリガリ君は70円になりました。もしこれが1万個売れたら70万円になります。つまり、駄菓子屋で生まれたお金は70万円です。
駄菓子屋を日本とすると、2000年に60万円、2019年に70万円生まれたことになります
しかし、もし10円値上がりしていなかったら2019年も60万円のままになります
図で表わすと
こうなります
つまり、何が言いたいかというと
物価変動を含めるもの→名目GDP
物価変動を含めないもの→実質GDP
です!
このガリガリ君から何が言えるかというと
・円の価値が下がった
・ガリガリ君の価値が上がった
の2点が挙げられます
ここで、あ~、日本の円の価値は下がったのかということが分かっていただけたと思います
ここで、質問です
で、日本の経済は本質的に成長しているの?衰退しているの?
これを見るために経済成長率というモノサシを用います
経済成長率=(今年のGDP-指定年のGDP)÷指定年×100
なので、式に代入すると
(60万-60万)÷60万×100なので経済成長率は0%です
ちなみに、日本の1人あたりのGDPは下がっていてデフレの状況にあります(1988年の2位から2018年26位に)
これを失われた30年といいます、、、。
今、簡単にデフレと書きましたが、インフレとかデフレってどうやって計算するのでしょうか
インフレとデフレ
インフレ、デフレは次の様に計算できます
ガリガリ君の場合1.16で1以上なのでこの場合インフレと言えます
では日本はインフレなのでしょうか?デフレなのでしょうか?
結論から言うとインフレです!
このように2014年以降インフレになっています
では、なぜインフレになるのでしょうか?
インフレの仕組みを簡単に説明すると下のようになります
よってインフレで日経平均株価が上がること分かります
(日経平均:日本上場企業の選抜メンバーの株)
実際にしたの画像の様に日本の株は上がっています
日本の給料の現状
ここで、多くの人がやったぁ!日本はインフレ、って事は給料上がるじゃん!って思うと思います
しかし、実際はそうではありません
上の画像のように日本の給料はそんなに上がっていません
では、日本はインフレで株価も上がっていて企業は儲けているのになぜ給料が上がらないのでしょうか?
答えはシンプルで「怖いから」です
怖いものは2つあります
1つ目は、国が株を買い27兆円自作自演していたことです
どういうことかというと、消費者に評価され売上が上がるはずが国が株をかうことにより株価を挙げていたのです
いや、待てよ、どのみち株価が上がっているのだから給料上がるでしょ!って思うかも知れませんが、ここには「投資家」が隠れているのです
日銀が株を買うと株価は上がる→株価が上がったのを見て投資家が株を買う→自作自演
と言う流れが出来ていたのです
2つ目は、時代の流れです
画像のように、日経平均株価は不思議と10年ごとにナニカが起こっているのです
何が起こるか予測しにくいから偉業は貯金をして給料を上げられなくなっているのです
ここで国は疑問に思います「なんで給料上がらないの!?」
国不満に思った国は企業に3つ命令します
・最低賃金を上げなさい
・長期派遣も賃金上げるか雇用しなさい
・雇用後は70歳まで面倒見なさい
ただでさえ企業はきついのにこれから国の政策により企業の限界は近くなっています。終身雇用の崩壊の始まりです
よって給料が上がるどころか大リストラ時代が近づいていると言えるのです