見えないものにどう勝つか
今、新型コロナウイルス感染が拡大している。そして先日、緊急事態宣言が全国で出された。部活動も当分の間できないという状況になり、今までと大きく変わった生活を余儀なくされた。
自分自身、部活ができなくなってめっちゃ嫌だなというのは特になく、せっかくできた時間を使いたいものに使えるのでこれはこれでいいなと感じている。また、普段から様々な活動をできたらもっといいなとまで感じている。
さて、今回の題は「見えないものにどう勝つか」とした。コロナウイルス感染が拡大している中何が一番怖いのかといえば、ウイルスが目に見えないことである。仮に「ここにウイルスがある!」とかがわかっていたらここまで大事にはならないだろう。見えないから恐怖し、マスクの買い占めのようなことも起こる。デマだって起こる。最近のデマは本当に上手くなっている気がする。「嘘と本当」を上手く織り混ぜている気がする。
自分たちが見えないものに勝つためには紛れもなく、「思考」というものが必要になる。どうして、それが起こったのか。今どうなっているのか。この先どうして行けば良いのか。この流れを把握していないといけない。それを考えずに目先の情報だけで機械的に動いてしまうと大変な結果になってしまう。
なぜ思考しないのか。ひとつに思考するという癖をつける機会が少なかったからではないか。学校の授業もそう、スポーツにおいても。基本的に正解ありきで問題を解いていたり、型にはめられて動作をおこなったりとしていった結果なのではないか。もちろん先述したことが不必要なわけではない。なぜなら正解があるということ→見えていることであり、見えていることに対してまで考えていたらいくら時間があっても足りないからである(あえてそれを考えていくのが研究職の一つの役割でもあるが)。
わかっていること(見えていること)はちょっと自分の頭で反芻しながら、わからないことはじっくり考えてみる。自分は問題解決系の本を読んでどのようにしたら新しい道が開けるのか学んで少しずつ実践しけるようにしたい。ちょうど今オンラインのインターン(アフターコロナ、ウィズコロナをテーマ)もやっているのでなんとか頑張ってみたい。
次回は分人とコミュニティについてちょっと書きたいと思います。