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大学卒業しました

今年の3月に筑波大学体育専門学群を卒業してました。

大学生活はあっという間だよとよく言われたんですけど、本当に早くて、、、
もっと言うと、3年生の春からコロナの関係でもっと早く感じました。

部活動の制限がかかったことでチーム運営で負担があったこともあったし、特に4年生の夏はデルタ株の大流行で他大学との練習試合をほぼできずにリーグ戦に臨むなんてこともありました。

このコロナ禍で特に辛かったなと思うのは、チームビルディングがうまくいかなかったこと。

感染対策として、チームを完全に分けて練習に取り組んでいたので、1軍・2軍・3軍のチームを超えた関わりが持てなかったために部活動全体として一体感を持ちにくかったのは辛かったですね。


そんな中でも、個人的にできてよかったなと思う経験があります。

3年生の時に始まったライブ配信です。

多分これ、コロナがなかったらやってなかったでしょう(少なくとも同時期にすぐにはやってなかったはずです)。

今ではさまざまなリーグでライブ配信を行っていますが、その中でも僕らの大学・リーグが配信事業の先駆けとなった自負はあります。

というのも、他のリーグ・競技と比べて早い段階で行うことができたからです。
また、ただ単に試合の様子を垂れ流しするのではなく、一つのコンテンツとしてリーグ戦の配信を行うというのができたと思っています。

実況を取り入れたり、複数視点のカメラをスイッチングする形で配信するなど、限られた機材・資金の中ではありましたが、野球ファンはもちろんのこと、そうでない人も楽しめるようなコンテンツにする努力をしました。

実際に初めて配信を行った後、Twitterなどソーシャルメディアにおいて好評の声をみれたことはかなり嬉しかったです。

もちろん、これができたのには多くの方の協力があってこそです。

うまくいかないことがあっても辛抱強くアドバイスしてくださった川村先生(本当にお忙しい中ありがとうございます)、野球部の配信チームのメンバー、アスレチックデパートメントの方々、首都大学野球連盟の事務局の方々、スポブルの方々などの支援があってこそです。


この活動を行う中で、いくつか学べたこともありました。

まず、1人ができることなんてたかが知れてるっていうことです。

どういうことかっていうと、このライブ配信を行うにあたってやらなければいけないことが本当に多いんです。

  • 配線をどのように組むのか

  • 配信のタイムスケジュールをどうするのか

  • 機材はどのようにして確保するのか

  • 誰をどこに配置してローテーションするのか(これが結構大変でした:協力してくれる人がすぐにでてこなくて泣きたくなりました)

  • 配信の手順のレクチャー(みんながみんな機械の扱いが得意っていうわけではなく、むしろ逆かも)

などといった、ぱっと聞いただけではそうでもなさそうなんですけどこういったものを総合的にマネジメントするってなると大変でした。

頭のいい人ならどういうことをすればいいのかキチッと分類して指示を出すことができるのですが、僕の場合はそうもいきませんでした。

これに加えて、「やることが多すぎる・難しすぎると感じた時にほぼ全くと言っていいほど手をつけなくなってしまう」という癖があるので迷惑をかけたこともありました。

といった問題があったので、問題を処理しきれなくなる前に他の人に投げる(そのためにどのようなことをすればいいかレクチャーする)スキルを身につけることができたと思っています。

3年生の時は自分が色々動くということをしていたのですが、4年生の時は僕はほぼなにもしない(配線をちょっと手伝ったり、先生と機材購入などの調整は行いました)のを意識しました。これはライブ配信活動を継続的に続けるために必須と思った上です。

卒業してから今の配信メンバーと連絡することがありましたが、基本的に彼らが自分達で配信を行うことができているのでよかったと思います。

自分でどうもできなさそうだなと思った時に他人に投げるというスキルは卒論の時にも役に立ちました。自分が研究で行き詰まっていることがあった時にすぐに先生に連絡したり、卒論の修正を行ったらすぐに先生に送ってフィードバックをもらうようにしたりして、できるだけ溜め込むことがないようにしたことで安定した精神状態で卒論を書くことができました(卒論を提出したのは約240人中225人目でしたが)。

もう一個学べたこととして、情報を正確に把握すること。

これはいい情報・悪い情報限らずです。

特に、悪い情報に関してはあいまいにしないこと。悪いことが起こったらそれは一時的にまずいかもしれないけど後々に処理しきれない問題になるよりかはましです。

「できる」「できない」を分類して、「できない」ことを着実に解決していかなければならないことを学ぶことができました。


今回はここまでです!

次回は、卒業した野条がなにをしているのか、なにをしようと考えているのか書いていきたいと思います。

読んでいただきありがとうございました!!

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