メモ帳とお友達歴 2年6ヶ月
暇なとき、私はメモ帳と友達でいる。
考えていること、頭に浮かんできたことを全て文字に書き起こす。どこかでペンが止まるだろうと思うが、そんなことはない。ずっとペンは動き続ける。
考えを文字にして頭の中から消去するたびに新たな考えが生まれる。考えは温めて生み出していくのではなく、空いている場所に生まれ続けるものだ。新しいアイデアが欲しいなら、まず持っているものを吐き出さなくては。
ペンが止まることはなかったが、思考の枠はある程度に収まっていることに気づいた。異なる分野の話を書いていても、何か1つの軸のようなものから離れることなく考えは生まれている。
別の話題に移ったようで4ページ前の話題を拡張しているだけとか、見直しているうちにたくさん見かけた。つまり同じところをぐるぐるぐるぐる何周もしている。
1人で考えていては同じところから離れられないのだ。
新しい体験を積極的に取り入れていかないと、違う結果は生まれない。
話は変わるが、暇なときにメモ帳と友達になったのは、私が浪人生のときだ。私の浪人生活では1日8時間だけ勉強することにしたために、サーフィンや読書に時間を充てられた。だから週に5冊とか読んでいたと思う。
小説も読んだが、この頃から勉強をひたすら効率化したいこともあって、仕事術や時間術がまとめられた実用書やビジネス書を読むことが増えた。
その中であなたも見たことあると思う、
メモの魔力
この本を読んだ。
メモの魔力を読み終わった後、引き出しの奥で使わなかったメモ帳を取り出して早速メモを始めてみた。当時メモの習慣がゼロであっただけにメモは始めるものだ。
記念すべき第1号のメモは次の日の勉強内容だった気がする。考えてみれば、これまでToDoリスト作ることなく頭の中でよくやって来れたと思う。
メモする習慣をつけてからストレスや頭への負担が減った。
「あのとき考えていたことは何だっけ」
この状態がなくなったのだ。あの歯痒い気持ちを撲滅できた。頭のストレージを自分の思考のためにフルで使えるようになった。
メモることを知らなかったら、今頃私の脳内はどんな風になっていたのだろうか。想像しない方が良さそうだ。
またメモるくせをつけてからは日記やブログを書くことが好きになった。読むだけだった文字とのふれあい方に、書くという手段が追加された。書くことを覚えてからはブログからお金を稼げことも知り、そのおかげもあって今の自分につながっている。
私の人生はメモの魔力に大きく影響されていた。前田裕二さん、本当にありがとうございます。この記事にアフィリエイトリンクを貼れないことだけが心残りです。
話が少しのらりくらりしたが、
・自分1人の考えには枠があるために新しい経験で枠を壊す必要がある
・メモることで頭の容量を軽くできる
・メモることで自分の考えを把握できる
・だからメモれ
これらのことを言いたかった。
メモる習慣がなかった方はまずこの記事の感想をメモってみては。