御殿場線
松田に行った時に乗った電車だ。
国府津〜沼津間を走り、御殿場を経由していく。3両、4両くらいのローカル列車。単線でワンマン運転もできるくらい電車。
停車する駅の場所的に、利用者は地元民か観光客が多い。観光客もハイキングや自転車がメインだ。アウトレットにこの電車で向かう人はほぼいない。
御殿場線は乗客の少なさからどこから乗っても座れる。
電車の種類も2種類ある。普通の横にシートが並んでいるタイプとボックスシート多めのタイプだ。電車が旅行者のために用意されている。
電車の外を流れていく風景はずっと田舎。田んぼだったり、川だったり。途中から山、山、山。山に囲まれ始める。
国府津を発車したあたりから、しばらく富士山を見ることができる。朝とか本当にキレイだ。早起きしてよかったと、心の底から感じられる。
普段海の景色ばかり見てきたために、山の景色は新鮮だった。見ていて飽きない。
乗っていて気づいたのは単線特有の不快感がないことだ。単線特有の不快感とは、逆方向に走る列車を駅で待っている時間である。
わずかな時間であっても、長く感じられることが多い。私は相模線で単線の脅威を知った。それだけに御殿場線では覚悟していたが、全く感じなかった。ほぼスムーズに走っていた。
松田までしか乗っていないからかもしれない。
それにしてもスムーズだった。相模線だと、3駅ごとに待ち時間があった気がする。
松田の情景はこちらでまとめてる。
夜は真っ暗だ。
田んぼ、川、山だから、町灯りが存在しない。
真っ暗だ。
御殿場線はそんな電車。
また乗る機会があったら、ゆったりと自然を楽しもう。