「『貨物新幹線』検討へ 生鮮品など大量輸送目指す 国交省、22年度中に協議開始」北海道新聞 2022/7/29
【記事の要約】
貨物鉄道のあり方を議論する国交省の有識者検討会は28日、貨物専用新幹線の導入を盛り込んだ中間まとめ案を示した。北海道新幹線を含む全国の新幹線ルートに貨物専用車両の導入を検討。近年JR各社では、新幹線の空いたスペースに貨物を積む貨客混載の試行が活発化していた。2022年度中に国交省とJR貨物、JR旅客各社などで協議を始め、生鮮食品や産業部品など付加価値の高い品目を大量に高速輸送する物流改革を狙う。
【私の考え】
企業への視察や意見交換などに同行すると、度々北海道の物流のコストが高いことが話題として上がる。また、近年頻繁に起こっている大雪による物流の停止も道内企業にとって大きなダメージであるという。北海道は、JRや高速道路などの交通網が充実している地域と、そうでない地域の差が大きいため、全道的に考えるだけでなく、振興局単位で考えることも必要ではないかと考えた。