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オーストラリア留学のはなし②

前回の記事では、留学の準備から、入国での恥ずかしいエピソードについて書きました。今回の記事では、留学してから最初の1、2ヶ月くらいについて写真と一緒に書こうかなと思います。

01 入国


まずシドニーの空港で地味に面白かったのが、このサイン。思わず写真を撮りました。これが、オーストラリアで一番最初に撮った写真です。

シドニーで飛行機から降りて、まず一番最初に思ったのが、
「サングラス買わなければ」
でした。本当に日差しが強くて、オーストラリアはサングラス必須です。

全然自信がなかったので、空港からタクシーでホームステイをする家へ。

まず、住所を教えてもらったけれども、どこがその家か分からない………

タクシーのおじいちゃんもおじいちゃんすぎて、なんて言っているかわかんないし、携帯はまだSIM契約してないし、いきなり大変でした。

02 留学初日に最大の大事件

一か八かで、家をノックしてみて、奇跡的に、ホームステイ先につきました。3月の初めに、シドニー入りしたのですが、その日はMardi Grasという、LGBTQの祭典がある日で、とても大きなお祭りがありました。めちゃめちゃ疲れていましたし、バスの乗り方も分かりませんでしたが、ホストファミリーに勧められて、バスに乗って一人で行くことに。
まだ携帯も契約していないので、本当に自力で行ってきました。日本でも、スマホなしで、公共交通機関使うなんて、自殺行為ですよね。

実際に行ってみると、すごい人と盛り上がりで、激しい衣装と化粧をした人たちに囲まれて大パニックでした。その頃はDragカルチャーも全く知らなかったし、このお祭りが、LGBTQコミュニティーの祭典だったことすら聞き取れずに、行ってきたので、マジで何が何だかわかりませんでした。

もっと大変なのは、帰り道です。
携帯の契約もせず、勢いだけで、街の方にバスに乗るとどうなるでしょう。
しかも時間は10時をすぎていたと思います。
あっちの方から確かきたはず、という勘で、バスに乗って、帰ってみますが、それもよく分からず、みるみるうちに乗客も降りていき、気づいたら乗客は私だけで、たどりついたのは、めちゃめちゃ暗いよく分からない郊外。

恐る恐るバスの運転手に聞いてみて、家の住所を見せると、バスの運転手さんが、近くまで送ってくれることに。

近くらしいところで降ろしてもらって一安心した私は、もう大丈夫と強がって、運転手に別れを告げます。もちろん家がどこかも分からず、夜中の海外の郊外を一人でトボトボ歩き始めます。気づくと携帯の充電も切れて、本当に何もできなくなりました。

日本から飛行機で乗り継いで、シドニーにようやく辿り着いた1日目の夜だったし、夜中で、ワイスピに出てくるような車がイカつい音楽を流しながら走ってたりして、本当に泣きましたし、冗談抜きで死ぬと思いました。

本当にもう無理だと諦めたその瞬間、行きにバスに乗った見覚えのある看板が見えます。それをみた瞬間に走り出しました。なんとか家について、死なずに済みました。ホストファミリーも心配で待っていてくれました。

人生の中で、未だに、死んだと思ったランキング上位の出来事です。

留学開始2週間くらいは、大学もまだ始まりませんでしたので、ホストファミリーにビーチなどに色々連れて行ってもらいました。

高齢な方だったので、古き良き、AUSSIEライフを教えてもらった感じです。

03 大学スタート

ここが、交換留学先のシドニー工科大です。Central Stationの目の前にあり、シドニーの街中に複数のキャンパスがあります。
留学生が非常に多く、全体の4割がInternational Studentsです。

南半球だと、見たこともない動物によく遭遇します。
この鳥は、ibis(アイバス)というとりで、よく、カラスみたいに、ゴミ箱を漁り、ゴミを食べることから、bin chiken(ゴミ箱ドリ)って呼ばれてました。動きも本当に遅くて、なんか鈍臭い鳥だなーって感じです。

シドニーでは、よくフェリーも使います。
地元に人気のマンリービーチに行くのに、私はよく使ってました。

フェリーからだと、ハーバーブリッジの下も通れるので、観光にもおすすめ。

04 謎のトイレ

オーストラリアに行かれたことがある男性の方はわかるかもしれませんが、最初、これがマジで衝撃的でした。
大学でトイレに入ります。日本では、必ずある小便器がないんです。
最初、入るトイレを間違えたと思って、焦って外に出て確認すると、やっぱり男子トイレであってるはず。

でもやはり、便器がありません。戸惑って、とりあえず手を洗っていると、他の大学生が入ってきて、壁に向かって、用をたし始めます。

???え???

どうやら、オーストラリアでは、全てではありませんが、
この写真のような壁に横に並んで、用を足すそうです。

私も慣れるのに時間がかかりましたが、最終的には何も恥ずかしくなく、隣の人と肩をぶつけながらトイレができるようになってました。笑

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