~知的財産権~真似の許されない世界【329】
~目次~
1.知的財産権とは?
2.知的財産権の歴史
3.まとめ
4.参考文献
1.知的財産権とは
ほとんどの人は何か物を作るとき美しいものや感動するものを見るとそれを真似したくなりますね。 しかしそれを商業目的で使ってはいけません。商業目的で使うことは作った人の知的財産権を犯すからです。そんな知的財産権を調べてみました。
広辞苑によると
知的創作活動の成果に対する財産権。
種類は大きく二つに分かれ、1.創作意欲を促進させることを目的とするものと2.信用の維持を目的とするものです。具体例をあげると
1.発明を保護する著作権、物品のデザインを保護する意匠権など
2.商品・サービスに使用されるマークを保護する商標権など
一言に知的財産権と言っても多くの意味が存在するようです。
2.知的財産権の歴史
初めに知的財産権の考え方が生まれたのは中世ヨーロッパでした。力のあった国王や政治家が恩賞として特許権をあたえることがありましたが、制度として存在したわけではありませんでした。 初めて制度として確立されたのは15世紀のベニス共和国(現ヴェネツィア)の「発明者条例」です。その後世界各国に広まります。しかし、江戸時代の日本では新しいものを発明することが禁じられていたじだいもありました。明治維新による開国で欧米の考え方が伝わり、1871年「専売略規則」が公布されますが、あまり理解されずに翌年にはなくなってしまいます。1885年「専売特許条例」が公布され、そこからいくつもの改正を経て今に至ります。
比較的多くの国々に広まっているようです
3.まとめ
知的財産権には多くの歴史があり、たくさんの意味を持つことがわかりました。みなさんも発明やデザインなど新しいものをつくってみましょう。
短い文章でしたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
4.参考文献
www.jpo.go.jp/introduction/rekishi/seido-rekishi.html
https://www.jpo.go.jp/system/patent/gaiyo/seidogaiyo/chizai02.html
www.google.com/search?q=ヴェネチア&rlz=1C1EODB_enJP572JP853&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwj97NPl9vLiAhXHbbwKHfVEBHwQ_AUIECgB&biw=1366&bih=657#imgrc=VSnLUN1XGatbhM: