大学教員公募戦士:BF校の実情(実状)
教員公募がやたらと出されている大学を見かけたことはありませんか? 新学部設置によるものでなければ、やたらと出ている=転出された先生がいる(た)と考えるのが一般的なのではないでしょうか。
BF校での出来事
退役軍人会もかつてBF校に勤務していた経験があります。背に腹は代えられない事情があったというのも事実です。ただ今となっては反面教師としてありがたく思います。
授業は半期13コマ 半期です。
4月になっているのにまだ入試。
入試は機能しておらず、受験したらよっぽどのことがない限り合格。
資格取得に走るも、そもそも学力がない学生に対する授業は暖簾に腕押し的なものを感じる。
資格取得課程設置のために文科省にお伺い→これにはとても時間がかかる。
18時で施錠。
仕方がないので朝5時に来て仕事をはじめたら、警備員が飛んできた。
土日も施錠されているので、研究がすすめられない。
事務職員に一定数卒業生がいる。
JREC-INに近年表示されるようになった「年収」をみた、別の大学の先生から「昔は大変だったんだね」と言われる。
保護者との面談がある。しかも年に何度もある。
講義にでないようであれば、本人に連絡し状況を聞く。それでも改善しない場合は、保護者に連絡する。
保護者が中学や高校のノリで話をしてくるので、「おたくの息子・娘さんは成人ではないのですか?」と一言申し上げたくなるのを我慢する。
高校訪問で一週間ほどあちこちの高校を行脚するので、運転免許必須。
よからぬことをして懲戒的な処分をくらう教員が必ずいる。
「良い先生」ほどすぐに転出される。
任期が3年だったのに、なぜか2年で退職させられる先生がいる。
やたらと「声が大きい」先生がいらっしゃるものの、機能しているとは言えない。
機能しないので面倒になり仕事を振らなくなる。と、得するのは声を大きくすることなの?
個人的な理由での休暇が禁止される。
「サバティカル」という言葉の意味はしらないし、遊びだと思っている。
研究室ではなく、研究机。小中高の職員室。
おもいつくままつらつらと書いてみましたが、今は微妙にホワイト大学におり、かつてが懐かしい思い出になっています。6割の私大が定員割れしている現状、現任校もまたBF校になるかもしれませんが……
今年もがんばりましょう!
(ここからは投げ銭用の短文です)
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