大学教員公募戦士:研究をやれる教員は一握り
大学教員は、1) 研究 2) 教育 3) 地域貢献 4) 学務が基本的にバランスよく揃って初めて仕事になるような気もしていましたが、もうそんな時代ではなくなっています。
大学教員の仕事は、研究……ではなくなっています
大学教員の8割が研究時間不足 業務増加で論文作成時間犠牲も 成果に影響
退役軍人会はこの記事を読んで、「え? 半分でいいの?」と思いました。というのも、「半分」というエフォート率は、大学教員として相当な譲歩をしていると思ったからです。実際の大学というところは研究は二の次になっている気がしています。
いまさら分かったんか! と文科省を問い詰めたいところではありますが、これが相当現実に近いと思っています。
退役軍人会も、日々研究以外に追われる日々を送っています。それがまだ教育ならなんとか自分を自分で納得させられます。例えば、もう学生本人に任せた方がいいのではないかと思う学生支援のような仕事も降ってきます。
欠席が続く学生情報のとりまとめであったり、面談のアポとり、もちろん面談には現れないわけですから保護者への対応など、到底大学とは思えない対応も余裕で要求されています。
研究を進める先生もいる
昔ながらの「先生」が大学にはまだ残っているというのも、年をそこそこ取っているのに若手と呼ばれる教員を悩ませるところです。昭和乗りが悪いとは言いませんが、さすがにアップデートしたほうがいいところもあるわけです。
大学もあとX年で定年だから+若い先生には経験が必要だからという、謎理論で昔ながらの先生方の横暴を許しているところもあります。
(ここからは投げ銭用の短文です)
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