大学教員公募:退役軍人会、一本釣りの対象へ
ある日、ある方からお電話がかかってまいりまして、「新しい**を設置するのですが、該当する先生を獲得できずにおりまして、是非退役軍人会先生に……」というご相談がありました。
これが一本釣り、ないしは出来公募の誕生かと、もやもやしていたところです。
一本釣りは悪いことか
ぎりぎりセーフといえばセーフ、ぎりぎりアウトといえばアウトではありますが、いわばこれまでの退役軍人会の仕事がある意味認められたことから、すこしうれしくもあります。
大学としても、学部・学科の設置においては、絶対認可に通る先生方を集めてくる必要があり必死です。ですから、一本釣りや出来公募はどうしても発生してしまいます。
公募情報だけではない採用
これまで、JREC-INでの活動がメインではありましたが、今後特に女性の社会進出を進めるために、前に倒してでも女性の採用は増えていくことは疑いようがありません。
よく考えてみますと、同じラボ出身の女性って、男性と同じ数だけいらしゃいましたか? もちろん分野によっては逆転していることもあるでしょうが、京都大学が女性採用に積極的になったりと、まだまだ男性が多いのがアカデミアです。
となると、今後女性研究者の奪い合いが発生する可能性があります。となると、マスターの段階からの青田刈りやJREC-INは通してもステルス女性研究者採用だったりすることも起こりうるわけです。
(ここからは投げ銭用です)
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