大学教員公募戦士:卒業判定会議
おおよそどの大学でも2月の末あたりに、卒業判定会議があると思います。卒業要件を満たせば(平たく言うと規定の修業期間に達し、単位が揃っていることでしょうか)、卒業は認められることとなります。しゃんしゃん会議で、特に問題なし……
と、思いきやマンガのように1単位足りない学生や、履修分野の単位数が足りないなどで卒業できない学生が出ます。
本人はもちろん卒業できると思っている場合が多いため、卒業が延期となる旨知ったときの落胆ぶりは尋常ではありません。
おおよそ思い込みでこの悲惨な事件は起こるのですが、高校ノリが抜けきらない近年の学生は「定められたルールの中で、自らの意思で履修している」という意識が希薄です。
なんなら親が出てくることもあります。その親時代の大学進学率は25%ほどでしたので、保護者も大学の仕組みがあまりわかっていないこともしばしばです。
大学教員に求めすぎないでほしい!
文房具がうまくつかえない学生も増える中、読めばわかる履修の方法や卒業要件をいちから説明させるのは本当にやめて欲しいわけです。そこは本当に自己責任の範囲だと思います。
……が、現実はそうもいかないのがかなしいところです。
(ここからは投げ銭用の短文です)
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