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大学教員公募:ノウハウを共有したい理由

過去にも一度書いた気がするのですが、それからしばらく時間もたっていますし、なぜ退役軍人会が大学教員の公募戦士向けの記事を書き続けているのかまとめてみます。

昔は教員公募の情報がほぼなかった

J-RECINを使うこと程度は知っていたものの、物理的な書籍であると鷲田小彌太先生の「大学教授になる方法」くらいしか見当たりませんでした。当時大学生だった退役軍人会にとって唯一の情報源でした。

現在では、「平凡なサラリーマンが大学教員になる教科書」などなど、多くのハウツー本が入手可能となりました。

プロパー(?)な大学教員しかないと思われていたキャリアパスも、企業経験を経る場合も増えてきました。退役軍人会も一般企業経験者です。損したことは、日本育英会(当時)からの奨学金の返済免除対象にならなかったことです。

などなど、多くの本(電子版もあり)がありますので、参考になるかもしれません。

ネットでの公募戦士情報

少し検索すれば、断片的な情報は入手可能でした。これは現在でもそうでしょう。なかなかまとまった情報を得ることは困難です。そのようななか、次の2つのサイトは、公募戦士のバイブルのように扱われていました。

  1. 大学教員公募についてのメモ(Internet Archiveへのリンク)

  2. 大学教員公募戦線仏恥義理シェキナベイベー

1は特に先駆的な情報源で、52連敗氏によってまとめられていました。本質的なところは、今も全く変わりはないように思います。仏恥義理氏によってまとめられた後者も、ほぼ現在と変わりなく、しいて言えば仏恥義理氏の勢いは、退役軍人会の比ではないというところでしょうか。

謎の力で疑心暗鬼にならないために

退役軍人会がノウハウを少し書き始めた理由は様々にあるのですが、今考えますと、置かれている立場が不安定なのにも関わらず疑心暗鬼になってしまう精神状態をなんとかしたいということがモチベーションになっていた気がします。

個別の体験では、退役軍人会が書いていることが当てはまらないこともあると思います。退役軍人会には52連敗氏や仏恥義理氏と異なる点が唯一あります。それが、他分野の公募戦士が仲間にいたことです。

お互いにまったく関係がない専門分野ですので、ポストでバッティングすることはありません。しかし応募のノウハウはある程度共有することができ、しかもお互いに書類を添削しあえる環境があります。

仲間ができれば苦労しませんよ、とお叱り(?)もございましたが、仲間がいたことは本当に助かりましたし、現在も助かっています。

仲間と見つけること

正直難しいことは心得ています。ならばネット上だけでも退役軍人会がその仲間になれればと思っています。あまり細かいご相談には乗ることはできませんが、少しずつ役立っていければいいなあと思っています。

(ここからは投げ銭用の短文です)

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