大学教員公募戦士:テニュアトラック制の罠
テニュアトラック制は、若い研究者を育て自立してもらうための仕組みではあります。テニュアトラック制の元、仕事ができる期間は大抵の場合決められています。
それって、単なる任期付きポストじゃないか!
育てる気がないポストもある
テニュアトラック制には、自立した研究者を育てるという側面があります。そしてその先にはテニュアへの移行もあるわけです。ですので、研究のエフォート率は、結構高めに設定されていると思います。
また、文科省も文書にもあるのですが、人的ネットワークも広げることも目的とされています。
ここまでだと、安定と流動性の両方が確保されたキャリアの形成につながるはずなのですが……
そううまくはいかない
任期がある。
たったこれだけのことは、「たった」ではすみません。
どれだけ成果をあげようとも、テニュアへの移行が約束されているわけでもありませんし、「流動性」の元、よそへ移ろうにもポストがあるとは限らないからです。
言い尽くされているとは思うのですが、教員公募戦線に立つにあたり、任期の有無は本当に重要な要素となります。できれば任期がないポストを目指したいところです。
(ここからは投げ銭用の短文です)
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