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大学教員公募戦士:Fラン大のポスト

現任の任期が迫っており、ぎりぎりの状況に置かれている公募戦士の皆様もいらっしゃることでしょう。このとき、なぜか目立つFラン大のポストが目にとまるかと思います。

以前にもFラン大のポストについてはお示ししたことがあります。

基本Fランは避ける

以前にも書きましたが、Fラン大に赴任いたしますとまず研究はできなくなります。学生募集を中心とした仕事が延々と続きます。やっと獲得した学力が足りない学生ながら、彼らへの教育は本当にストレスフルです。

恐ろしいことに大学には経営のプロがいません。経営学の先生はいてもです。場当たり的な珍妙な企画が通ったり、力関係でなにかが決まったり、根本的な「学生獲得」という問題は解決されないままになります。

したがって、消耗しか残っていないFラン大は避けたほうがよいということになります。

任期ありのnot Fラン大 VS 任期なしのFラン大

任期があるもののFラン大ではない大学も世の中にはあり、一方任期がないFラン大もあります。この場合どちらを優先して書類を送るべきなのでしょうか。

正直難しい判断が必要です。

退役軍人会は、「任期があるFラン大」という最も厳しい選択をしなければならなかったのですが、これは最終手段として残しておきましょう。

そのうえで目指すべき方向は、早めにさらに次のキャリアを考慮して「任期がないnot Fラン大」におさまる方法を考える必要があります。

退役軍人会は、任期ありFラン→任期なしFラン→任期なし地方大と渡りました。つまり次のポストが最後のポストと考えず、来年度ポストを得たとしても手を緩めることなく公募戦線で戦い続ける必要があると思うのです。

場所を渡り歩くのは、公募戦士として当たり前のことと思いましょう。友人は、任期あり有名首都圏大→任期あり新設大→任期なし新設大→地方国立大→任期なし有名首都圏大と戦い続けました。

(ここからは投げ銭用の短文です)

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