ケーキを完成させて!

自分にインタビューするのがラヴ。よく「好みのひと」について脳内座談会をくりひろげている。

そこでよく出てくるワード、知的。
知的なひとというと、「頭がよいひと」と思われてしまいがち。ちとちがう。
あいまいを避けるためにはもちろんぐたいです。ぐたい、つまり、脳みその容量はどうでもいいの、あらゆる世界と価値観を知っていながら、それでもまだ知り足りないと他者をうけいれつづけるひとであれば、と言えば、なんとなくわかってもらえる?

他者をうけいれつづけるって、ものすごいこと。職人のような真摯さがひつよう。わたしがいる。でもあなたもいる。あなたはなにがすきなの。どんなひとなの。どんなふうに生きてきたの。どんなふうに死にたいの。

こういう積み重ね、ケーキ作りみたいで、だいすき。あなたという土台に、あなたについて知っているすべを飾りつけしてできた、おっきなケーキ。

でも、いつも、ケーキを作る側だ。だれかのつくるケーキだって見てみたい。

たまには怠惰ちゃんのケーキを完成させようと顔中クリームまみれになってくれるかわいいひとがあらわれないかしらん。

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