え?20年だって?おったまげ!
先日、エフカパターンメーキングスクール25周年記念パーティが行われました。改めておめでとうございます。
合わせて、出版記念もお祝い申し上げます。
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あれは、20年前にさかのぼる
当時、仕事でパタンナーに転職して2日目からつまずいたところから始まる
まだ20代前半だったけど、すでに4社目の正社員。
パタンナーとしては2社目(1社目はアシスタント4ヶ月しかしてない)
右も左も分からないわたし。先輩はいない。
前任者からの引継ぎが出来ない(先に辞めちゃう)ということで、一度はお断りした会社だったが、やってみればいいじゃん~(今考えたら軽いな)という先輩社員(営業)の声で、どうせほか決まってもないし・・・と(じぶんも軽いな)行くことにした。
しかし、気持ちは軽くても、まずパターンを1から仕事で引いたことがない。アシスタントで途中の修正やトワル組みはしてたけど。
1日目に色々業務教わったりして、簡単な検寸・検品などして終了。
問題の2日目。参考サンプルとして渡されたカットソーのカーディガン。
「これ、形抜ける?お願いね」
。。。。。。。。
(さぁ、どうしよう。抜く?って形をそのままパターンにするってことだよね。カットソーだからといって、適当にやるわけにもいかないしな。)
どうにか冷や汗をかきながら、進める―――
当時はpcもあてがわれていない。スマホもない。今のような高度な検索は出来ません(汗)
ようやくカットソー1型作り終えたわたしは、疲労感たっぷりに帰路に就く
これではいけない。どうにかしなければ!!!!
思い立って、前職の知人にどこのパターンスクールに行っていたのか聞いた。いや、パタンナーになりたくなって中途で未経験でパタンナーで入ってきた彼女に聞いたのかもしれない(うろ覚え)
そこで行きついたのが「エフカパターンメーキングスクール」
当時原宿駅前のマンションの一室で開かれていた。
すぐさま親に泣きつき(いやいや…)
お金を借り、入学
すぐに「なりたてパタンナー」と「パターンスクール通い」の両立がスタートしました。
まぁ、最初はまだ技術もないわたし(よく雇ってくれたな)
初歩の初歩。線をまっすぐ引く(フリーハンド)
”丸”も書いたかな?
最初のパターンはキャミソール
シャツ・ブラウスコース
スカートコース
パンツコース
ワンピースコース
ジャケットコース
重衣料
順に約3年くらいかけて教えてもらっていった
おかげさまで会社も先輩も優しく暖かく、そしてべらぼうな残業時間だったけど(ほぼ毎日終電)(笑)
ここまでスクールでやれるようになった~
>>次の展示会はこっちも依頼するね!とレベルに合わせて、仕事の幅を広げさせてくれた。
先生は、厳しかった
舐めてたつもりはなかったし、真面目に取り組んだはずだったけど、
「あなたそれで伝わるの?仕事なんだから」って
ほんとに言ってくれた。
それは後になって気がつくけど、そんな人会社にも居ない。叱るって疲れるし、嫌な思いをわざわざする必要もない。
けど、これからの未来を思ってたくさん叱って、教えてくれた。
私は小泉先生が居なかったら、会えていなかったら、教わっていなかったら、今の私は居ないだろう
フリーランスになり、過去を振り返りながらそう思っていた時、LINEから(当時はもちろんLINEなんてない)エフカパターンメーキングスクール25周年記念パーティーのお知らせが来た
え?なぜ先生LINEわかったの?
そして、先生おいくつ?
25年なの?あれ?わたし初期?とか
無駄なあれこれ考えながら、楽しそー行くーって
読んだら、、
あれ?
ぜひ自作のドレスを作成して来てくださいとな
いやん、無理よ、そんなの
仕事、家事、育児、え?作るの?
戸惑いながら、、、、
参加(結局よね)
当初は4月頭だったから、やばいと思いつつ手をつけられてなかった3月
延期の連絡がきて、
助かった、、、という気持ちと共に先生に会えなかった寂しさ。
そして、再度の連絡。
9月頭に。
慌てて取り掛かった8月下旬
仕事もあちこち寄せて、パターンから作成、縫った。
縫った、、、
当日
頑張って縫って良かった
なぜなら、呼ばれていた元生徒さん9割素敵なドレス作成してきて着ていた
この事自体が、先生の凄さに思う
わたしもだけど、20年近く前に通ってた、今通ってた、現職いっぱいいて、先生に言われたから作って行こうというマインドがすばらしいと思ったのだ
それぞれ忙しい。
私はパタンナーだらけなのかと思ったら、私みたいにデザイナーしてる人も別の職種の人もいた。
共通点は洋服が好き。
洋服を作るのが好き。
年代職種性別関係ない
刺激的で楽しい時間だった。
ってか、先生が現役すぎる
すぎるってことはないんだけど、あのパワー健在だった!!!
かっこよい!
カッコ良い大人、先輩、先生が周りにいる幸せ
ありがたい。
私もそうなりたい。
そうでありたいと思った大切な日になりました
ありがとうございます
そして、出版おめでとうございます
この教本今まであるのと違うから、プロアマ問わず参考になると思う
気合いの入った教本シリーズになるだろう
早く、スカート以外も出してね笑
最後の集合写真は、
古い人から前列って言われて、すかさず先生の横をキープしたよね笑
それこそ、わたしだわ笑