ファッショントレンドって誰が作ってるのか
ファッショントレンドは、コレクションブランドのデザイナーたちが思い描く、そのシーズンらしさの中から共通する流れとして生まれてくるものと言われている。
(いわゆる皆が名前知っているブランドのデザイナーね、シャネルとかグッチとかプラダとか沢山います。日本だとSACAI、アンダーカバー、イッセイミヤケとか)
不思議なことにトップデザイナーが感じるその時代の気分は、打ち合わせをしたわけでもないのに同じようなものになることがよくあります。
そうした傾向が一つの流れとなってトレンド(流行)になっていきます。
デザイナー達の前にトレンドを作っているような人たちはいません
どういうことかというと、
ファッショントレンドカラー・色というのは、トレンドカラーを決めているチームがいて、1~2年先の流行カラーを決めてる
世界の色決めてるところ↑
日本の色決めているところ↑
素材は、ファッション素材の国際見本市「プルミエール・ヴィジョン・パリ(PREMIERE VISION PARIS)」で発表されたもの、その中で傾向が多いものなどが濃く影響される
トップデザイナーから派生するトレンド以外に、ストリートから生まれるトレンドもあります。
例えば、70年代後半に広がったパンクムーブメント
代表的なパンク・ロックバンドにはセックス・ピストルズ、ストラングラーズ、クラッシュ
マルコムとヴィヴィアンウエストウッドは有名だよね。高校の頃はヴィヴィ子(当時ヴィヴィアン好きで全身ヴィヴィアン着ている子の呼び名)
ヴィヴィアンの服大好きで今も大事に取っておいてあるものもある
80年代後半に広がったグランジムーブメントが挙げられます。
もともとグランジー(grungy:汚い)という俗語が語源で。代表的なものは、着古して擦り切れたネルシャツやカーディガン、穴の開いたジーンズやスニーカー
懐かしいね。。。
いずれも音楽を背景にしたストリートカルチャーです。そしてそういったストリート発のトレンドをデザイナーたちが感じ取り、それに呼応する形でビッグトレンドになるというわけです。
いずれにしても、トレンドというのは、時代背景やその時の世界の流れが影響するもの 意外とこれは業界外には知られていない
そういう時代の流れを把握する。今生きている人類が何を想い何を望んで生きているのか、をよく観察して情報を深く見つめられればトレンドの方向が見えてくるでしょう
中々難しいけど、そう考えてコレクションやトップでデザイナーの洋服を見るとおもしろいですよ。
2024年春夏(今年だよ!)のトレンドカラーのページもあったから、参考に見てみてね
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