2024春夏のファッショントレンド6個のキーワード
おはようございます
今日はまじめに来年2024年のコレクションから、
春夏ファッショントレンド傾向をまとめてみました
どれどれみてやるか、というくらいの気持ちで参考に見てみてください
本日もよろしくお願いいたします
24年春夏トレンドって
ここ数年、いうほどトレンドの大きな変化・波が無くなっている
今季はその中でも「定番の服」「アーカイブ」「原点回帰」みたいなフレーズが飛び交っている模様
ただし、定番と言っても、普通の定番ではない
そこには変化が必ずある
アイテムが定番でもサイズ感やフォルムが進化していたり、素材で意外性を魅せたり、コーディネートで新しさを打ち出している
「次のトレンドはこれだ!!!これなんだ!!!」という昔のような派手さというよりは、
「しっかりと地に足を付けて、我々はこうしていくんだ」という静かで力強いメッセージ
着る人が居て、着る人の個性がプラスされて、完成するスペシャリティ
そう感じてならない
①dancing sheer ダンシングシアー
透けるシフォン・オーガンジー
ひらひらと揺れる動きのあるフリルやラッフル
透けるものと透けないものでコントラストをつけたパンツやスカート
柄の生地の上に透ける無地でうっすら見えたり隠れたりさせたドレス
オーバーサイズの透けるクロップドトップスも
様々な形でシアーなアイテムの提案と着こなしのアイデアがブランドで示されている今季
ただ透けている、薄いから揺れているのではなく
ドレープを流して交差させたり、布を寄せて結んでギャザーを流したり、
長いフリンジを垂らしてして動きを入れる
色は白やベージュ、パステルペールカラーも多い
②necessity change standard ネセシティーチェンジ・スタンダード
テーラードジャケットとか白シャツ、ポロシャツ、デニムなどなど
普遍的なアイテムを元に大胆にアレンジ
まあるいボリュームにしたシャツや上下の極端なバランス感など、
新しいものに生まれ変わらせている
オーバーサイズ、上質な素材を使ったアイテム
ワンショルダーにしたり
ローウエストで新鮮に見せている
③body prize ボディープライズ
2023年春夏から注目されているテーマというかカテゴリーだ
ボディープライズというのを分かりやすく言うと、
”女性のボディラインを強調し、胸元や足を露出するデザイン”
時代が変われば、「ボディコンワンピ」や「ボディスーツ」のような感じか
とはいっても、ボディプライズは、エロティックな路線ではない
今季も更に
女性らしいカーブと真逆の直線カットを際立たせて、クール&ヘルシーに仕上げているのが特徴
柔らかい女性らしさというよりも、潔さ、シャープ、モダン、ヘルシーといったようなキーワードが上がる
④utility elegant ユーティリティーエレガント
ジャンプスーツなどのワークウェアやMA-1、サファリルック
いかにもストリートなファッション
それをエレガントに落とし込んだスタイル
そう、若者の着るものではなく、いかに大人の品格でエレガントに着こなすか?がポイントとなっている
サテンやフェザーを用いて、本来ユーティリティーとは相反するような要素との融合に注目が集まっている
ベルトやヒールを合わせて、トータルで優美なスタイルに仕上げている
⑤urban sports アーバンスポーツ
デイリーなカジュアルスタイルが充実
軽快なスポーツアイテムを取り入れたコーディネートも目を引く
ポロシャツやラガーシャツ、フーディー、ショートレギンス
機能的なスポーツアイテムを、その対極にあるエレガントな服とミックス
スイムウェアを取り入れたスタイルも継続
シャツにラガーシャツを重ねて、プレッピーなジャケットを羽織るスタイルも新鮮
⑥free&happy フリー&ハッピー
楽しい雰囲気 自由であふれる表現
アートや工芸と服が融合するクリエイション
服なのか、アートなのか、
キャンバスなのか、人なのか
自由に楽しいファッションの世界
色とりどり、柄×柄、大胆な切替や、絵画の絵、
普段なら合わせないような組み合わせハッピーなムードは高まるばかり
ファッションってこうじゃなくちゃとも言わんばかりの世界
変わって無いようで少しづつ、変わりゆくトレンド
大きなトレンドの波、小さなトレンドの波、
移り変わりってどっちもあるんですよね
今は小さな波
だけど、確実に動いています
去年と全く同じってものはない
じぶんも同じもの見ても、今年と去年は違って感じるよね?
感じ方の違いはトレンドと同じ
このトレンドのカテゴリーをどうやって普段の服に落とし込むのか
これがカギだよね、そして知りたいよね(笑)
ここが企業デザイナーの腕の見せ所
さて、来年の春にどうやって表現で来てるのか
はたまた影響受けてないところもあるのか
楽しみにしていてください