大切なことを学んだ一コマ「ARMS」
コミーは漫画が大好きです。学びがあってもなくても、楽しいです。影響を受けた一コマを皆さまにお伝えしていきます。
No.1力が欲しい漫画「ARMS」
ARMSは皆川亮二先生の代表作のひとつ。珪素生命体の集合体「ARMS」を移植された少年たちが、世界を牛耳る闇の組織(笑)と戦う物語。章が変わる度に「力が欲しいか…」というくだりから物語がスタートします。章毎にメンバーのだれかひとりが自分と向き合い、ARMSの真の力が解放され、強力な力を使えるようになっていきます。まー厨二作品ですw
ハートの女王「久留間恵」
本作のヒロイン2で主人公チームのリーダー。戦術偵察型ARMS「ハートの女王」を持つ、黒髪ストレートロングのかわいいJK。ヒロイン1の赤木カツミとは同じ遺伝子から生まれた双子。軽ツンデレでもあります。
リーダーになるということ
ギャローズベルでの戦いで、戦略ミスによりメンバーの半数を拉致され、恵はガチ凹み。そんな時、通りすがりのサラリーマンと出会う。
役割について
「君は…リーダーなのかい?!」
「いかんなぁ……」
「リーダーが目を血走らせて単独行動なんかしていては…」
「チームワークなんてあったもんじゃない」
「それが自然と信頼を生んで、チームを作り上げるもんなのさ」
リーダーは慌てない。それが「信頼」を生む。
(他人から見た)リーダー像
「リーダーというものはね…」
「他人をおだててこき使えばいいのさ!!」
「そんなものさ、他人から見たらね。」
他人からみたら、リーダーって楽してる感じ?うん、そうかも。
必要なもの
「大事なあるもの」
これは明言されずに終わりますが、きっとそれは「信頼」です。
つまりどういうことか
慌てない。
→常に冷静に。安全な場所から他人を使う。
→自身がピンチにならないように。それは責任を果たすため。失敗しても成功してもごきげん。
→圧倒的心理的安全性…!
そのために、深い信頼が必要。
概ね普通のことを伝えている一幕ですが、「他人から見たリーダー像」を、ここまでシニカルに、的確に表現してあって感動しました。
そう、他人からみたリーダーってきっとそうなの。でも仲間から見たらそれはそうじゃない。いいチームってそうなんだろうな。
ARMS、定期的に読み返したくなる作品です。未読の方はぜひぜひ。
おしまい。
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