大切なことを学んだ一コマ「スラムダンク」05
コミーは漫画が大好きです。学びがあってもなくても、楽しいです。影響を受けた一コマを皆さまにお伝えしていきます。
理想の部活の先輩、宮城リョータ
湘北唯一の2年生レギュラー宮城リョータは、卓越したゲームメイクに加え、高い身体能力と洞察力を備えた、バスケを志す低身長プレーヤーの理想形です。現代のバスケ事情だとスリーもないとダメらしいですね。
優しい一面もあり、作中花道の良き理解者として接します。
煽り力
開会式のあと、湘北メンバーは一回戦で当たる豊玉高校と小競り合いします。去り際に宮城の放った一言。巧みな煽り。
「おい」
「切符買っとけよ」
「切符?」
一回戦で負けるなんて微塵も考えていない豊玉メンバーにとって、想像すらしていない状況を使った煽り。
「切符買っとけよ」
明日負ける気ゼロの板倉は、その意図を計りかねて思わず問う。
「切符?」
「疑問」を抱かせた時点でレスバの優位ポジは宮城。実に秀逸な煽り。
「明日帰るんだろ?」
死角からの口撃。試合中マッチアップする二人は何度も挑発しあうものの、最後は宮城が圧倒します。切符買っとけばよかったですね。
相手をコントロールする
対人スポーツは「磨いたスキル」で正面から競う側面と、心理的な安定を問われる側面があります。実力が拮抗してるなら、メンタルの状態が勝敗に与える影響は大きく、バスケのPGは特にそういう傾向があると思います。
この短いやりとりで完勝する宮城はやはりガード向きですね。
殴り合いにおいて最も効くのは、無類の強さのパンチではなく、予測してない一撃だそうです。相手の想像を超える一手は、勝利を掴み取る上でとても効果が高い。宮城の一言はそんなことを教えてくれます。
試合中の様子
彼らの絡みを追っていきましょう。(趣味です)
ハーフタイム中に安西先生に指摘され、宮城は落ち着きを取り戻す。
でもやっぱりちょっとイライラしちゃいますw
二人は二年生。次のIHでもこんな感じかなぁ。なんて思うのも楽しいですね。
おしまい。