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ブログ解説4/27「FortiOS 7.2:ネットワーキングとセキュリティのコンバージェンス(収斂)を実現した業界で唯一のプラットフォームを機能強化」
フォーティネットジャパンが不定期に公開している「抄訳ブログ」というコンテンツがあります。これは、本社エンジニアやマーケティングから提供される英文の記事を翻訳したもので、トレンドを追う上で有用なものながら、若干日本語にクセがあるため一読し理解するには慣れが必要な書きっぷりです。
それら抄訳ブログの内容を人に説明したくなる「ブログ解説マガジン」を始めます。(テスト運用 ∩ 飽きるまで)
FortiOS最新版「7.2」のご紹介です。
FortiOS 7.2:ネットワーキングとセキュリティのコンバージェンス(収斂)を実現した業界で唯一のプラットフォームを機能強化
一言で言うと
現在、ハイブリッドネットワークが重要な役割を果たするようになり、ネットワークとセキュリティの統合が必要になります。最新のFOS7.2は、様々なネットワークやエッジを一元管理できる、唯一のソリューションです。
Fortinetが10年にわたり提唱しているプラットフォームである「セキュリティファブリック」、その中核をなすのが「FortiOS」です。最新バージョン7.2ではFortiGuard Labsによる「AIを活用した自動化」をあらゆる攻撃対象に拡張することができます。フォーティネット製品であれば「セキュリティファブリック」を通じて強力に連携ができるのはもちろん、外部ソリューションともオープンなAPIを介し接続し、全てがつながるメッシュネットワークの構築が可能になります。
キーワード説明
サイバーセキュリティメッシュアーキテクチャ
2022年にガートナー社が提唱した概念。
サイバーセキュリティメッシュに求められる機能は、①集約化された複数ソリューション間で一貫したセキュリティポリシーを適用、②ワークフローの定義、③データの一元管理、などがあります。
IoTやクラウド、WFAの活用によって「攻撃対象領域」は拡大を続け、それに伴いセキュリティソリューションが増え、結果としてオペレーションの負荷が上がることを懸念し、集約化が求められている背景があります。
人に話す時はこんな風に
4月にFortiOSのメジャーバージョンが7.2にあがったみたいで、相変わらず機能拡張めっちゃあって、ガートナーが言うところの「メッシュアーキテクチャ」が、使える水準でセキュリティとネットワークの統合が動くんだよ。これはかなりキャッチーだよね。
最後に
FOSのメジャーアップデートについてお伝えしました。マイナーで地味なインフラ製品ながら、ヌルヌル動くUIと想像を超えた機能拡張。個人的にいつも楽しみなイベントです。皆様のネットワークとセキュリティが、より良いものになることを祈りつつ。
おしまい。