アバン、広告に込めた思い
ダイの大冒険が好きすぎて、定期的に読み返しています。
読み直してて震えたんで急遽note書いてます。ショートです。
勇者の家庭教師「アバン」
アバンは15年前の戦いでハドラーを倒し、世界に平和をもたらした人間の勇者。平和になった世界で、後進の育成に力を入れている。
魔王が復活し再び世界に混乱が訪れた現代、パプニカ王国の要請を受けたアバンは勇者の卵の育成のため、デルムリン島に向かう。。
募集中の職業
デルムリン島に着いたアバンは、島全体にマホカトールをかけ、ハドラーの邪悪な意思を退けることに成功し、ひとまず平和にします。その”人ならざる強力な魔力”に驚いたブラスが問います。
直筆の広告を嬉しそうに見せて言います。
「アバン・デ・ジュニアールⅢ世
勇者育成業…ま、ひらたくいえば
家庭教師ですな」
ここから物語が始まる、おなじみの一話です。
ダイの大冒険は主に「ドラクエ3」の世界観を踏襲している作品です。同作で選べる職業は、勇者/戦士/武闘家/魔法使い/僧侶/盗賊/商人/遊び人、そして上級職として賢者があります。ダイの作品世界でも戦いに赴く職業は共通しているといえます。(商人と遊び人は未確認)
アバンは武芸百般何でもこなす人で、戦士の育成ができないはずはないのに、広告の育成科目に戦士が無いんです。
それはきっと、世界に平和をもたらす正義の戦士として 、戦士コースの卒業生と再会できることを信じていた。だから、戦士は募集していなかったんじゃないかなー。っていう。
おしまい。