大切なことを学んだ一コマ「機動警察パトレイバー」02
コミーは漫画が大好きです。学びがあってもなくても、楽しいです。影響を受けた一コマを皆さまにお伝えしていきます。
天才的なコマ割り
漫画は一枚の画なので、動きません。読者が脳内で想像しやすくするため、様々な手法が日々発明されています。躍動感の表現が上手な作家といえば、岸本先生や、富樫先生、森川先生、井上先生などなど。(少年漫画ばっかりや)
パトレイバーの作者、ゆうきまさみ先生もとても上手なんですが、今回のコマ割りは、発想と手法が神です。漫画史でこれが初出ではないのかもですが、これを見た時めちゃくちゃ感動しました。
これ!
↓
右から左のコマへカメラがパン(カメラを左に振る)しつつ、
手前の人物にフォーカスがあっていく
映像作品でしかありえないと思っていた、被写界深度の動きを、たった2コマで伝えきるこのコマ割り、すごくないですか?
最初見た時、
「印刷失敗か?」
なんて思ってました。恥ずかしいw
この表現、マンガ一筋の作者なら絶対に思いつかないよね。
外に出よう
自分のフィールドの外に興味を持ち、そこから学ぶ。それって自身の幅を広げてくれますね。他流試合は、そういう引き出しにつながるなぁ。
おしまい。