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大切なことを学んだ一コマ「拳児」04
覚悟のはなし
中国拳法が主軸の本作は基本的にバトルだらけです。拳ちゃんは望まないケンカに巻き込まれまくりです。平穏だと物語になりませんしw
今回も、前回のエピソードの続きです。
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「八極拳の拳士が戦う時は、
『これで人生が終わって後悔しない』
という時だけだ」
「そんな時は一生に一度あるかどうかだ」
1「安易に戦うな」ということです。
後日、拳ちゃんは横浜華僑のドン「盛大人」宅にて、「由美さん」にスッ転がされます。帰り際に先輩の八極拳士からアドバイス。
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「手をだす時は、心に情けを残すな」
「心に情けが残ってる時は、手を出すな」
古来より「迷う理由が値段なら買え、買う理由が金額ならやめとけ」という言葉があります。 pic.twitter.com/pkuRQCzY5R
— キングジム (@kingjim) December 7, 2020
「迷う理由が値段なら買え、買う理由が金額ならやめとけ」に近いものを感じちゃいますが、
2「安易に戦うな、やると決めたらキッチリと」ということです。
そしてその後、拳ちゃんはトニーを「大八極の打開」~別名双撑掌~できっちりぶっ飛ばします。スッキリして帰ったところ、張老師から。
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「人生を賭ける覚悟がなければ決して人と争ってはいけないのだ」
争うとね、その後もずーーーっと大変なことになります。
3「安易に戦うな、やると決めたらキッチリと。そして覚悟を持て」ということです。
長々と書きましたが、できるだけ喧嘩はやめようってことです。
最近みんな沸点低いじゃないですか。気に入らない発言のスクショ撮ってSNSで扇動したり、車線変更でびっくりしたからって煽り運転したり、煽り返したり、車から降りてフロントガラス叩いたり。ヤフコメでひどいこと書いたりと。いくらでもありますね。。
自分の人生を賭けて争うほどのことか?
決着をつけるまで付き合う覚悟はある?
人と関わる際は、覚悟を持ったほうがいい。
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人と争う時は、覚悟のうえで。
なるべくなら、そんな時は来ないほうがいい。
というお話。
おしまい。