
頸部ジストニア(痙性斜頸)になっちゃった。 その2
コロナ禍が明けた先はドッチラケ
2019年にいろいろなことがグチャグチャに絡み込んで、
僕は長年勤めた広告代理店を退職し、独立開業をすることにしました。
その時に会社の了承を得て、クライアントさんもそのまま受け継いで良いということになり、かなり好条件での個人事業主としてのスタートをきりました。
実際初年度は、好調で開業にかかった資金は1年もかからない内に取り戻すことができました。
んが!しかし!2020年アイツがやってきたことで事態は180度回転パイアール。ひっくり返ってしまったのです。4月を過ぎると、取引先から仕事のストップが相次ぎ、5月の緊急事態宣言で自宅待機。事業が止まってしまいました。会社員ではないので、止まってしまっても月給が支給されることはありません。給付金の支給もありましたが、焼け石に水。
仕方なく、市から紹介された短期バイト(道路の草刈り)などをやってしのごうとしましたが、アイツの勢力は増すばかり。
こうなったら長期的なバイトをしようと始めたのが小学校の用務員さん。
なんとなく朗らかな仕事のように思われますが、かなり体力を使うんです。
校内外の清掃、木々の剪定、草刈、いろんなところの修理エトセトラ・エトセトラ。生徒数700名以上の学校だったので、一人でそれをこなすのは大変なことでした。
そんな日々が1年以上続いて2022年に入ると本業の広告の仕事も徐々に動き出し、3月に用務員さんを退職することになりました。
しかし、辞める前くらいから僕の体に理解できない症状が出てきたのです。
いつものように校内の掃除をしているとき、チリトリでゴミを集めようと体をかがませると顔が右に向いてしまうのです。
疲れかな?というくらいで流していると、今度は左側に顔を向けづらくなってきました。ストレッチをして対処しましたが、あまり改善は見られませんでした。
ま、いつか治るだろうと放っておいて夏がきても首の違和感は治まりません。
こりゃいかんと言うことでやっと僕は近所の整形外科へと行ったのでした。