「映像業界の未来」 2022年版 〜わたし困ってます篇〜
こんにちわ。
映像ディレクターのヨナハラタイチと申します。
最近悩みがあります。
助けてください。
そういう気持ちで久々にnoteを更新させていただいております。
ぼくの自己紹介はこちらの記事で書いておりますので
もしいま呼吸すること以外やることがなく破滅的に時間を持て余している方がいらっしゃれば見ていただけると幸いです。
切実
困っています。
とても困っています。
そう
将来にです。
よくいう
「先が見えない」
というやつです。
映像の仕事で独立して早5年
いっぱしの映像ディレクターらしく、粛々と仕事をさせていただいております。
ありがたくも、沖縄で大手といわれる企業さんや、ナショナルクライアントのTVCM等もやらせていただいたり
自分の好きなアーティストのミュージックビデオを作らせてもらったり
ハタからみたら”充実してるね〜”と思われる程のお仕事をありがたくもさせていただいています。
もし体の80%が「慈悲」で出来ている方がいらっしゃればコチラに僕のお仕事の実績が載っていますので見て「かわいいね」と言っていただけると幸いです。
"映像で飯を食っていけてる"といういまの状況は周りの方々に本当に支えられていただいているおかげだと思っています。
ほんとうに感謝しています。「足をむけて寝れません」という言葉通りやるなら僕は全方位に足を向けることができず立ったまま寝る毎日を過ごすことになるでしょう。それくらい感謝しています。
沖縄という土地は、技術キャリアかんけいなく、本土に比べると労働報酬が安い土地柄です。
映像制作業も例外なく、どんなに良い作品を作ったとて、東京で同じレベルの仕事をしたときの半分位の報酬でお仕事を依頼されます。
“そういう文化”だとベテランのプロデューサーは言いました。
「そうだよな」とプロダクション社員たちは毎日遅くまで働いています。
僕らは「労働者」というレイヤーになるので、この「文化」といわしめる”沖縄単価”のイメージを何かしらのインパクトで変えない限り、天井は見えている気がしています。
ほんと変な話ですよね。
話が逸れました
今日書きたいことは
そんな「お金」の話ではありません。
僕がいま困っているのは
映像制作に携わる人間として
「今後どういう立ち振る舞いをしていけばブチ抜けられるか」
ということです。
ぼくの
「ブチ抜ける」
の定義はこうです。
▼【ブチ抜ける】の定義
・めっちゃ最新のことやってる、なんかかっこいい
・めっちゃ良い作品つくってる、なんかかっこいい
・めっちゃ金稼いでる、なんかかっこいい
・人間関係めっちゃ自分で選べる、なんかかっこいい
前提として
ぼくは“映像制作”という今のお仕事にあまり固執はしていません。
TVCMのお仕事を任される様になった頃
右手の人差し指に「Action!!」 というタトゥーを彫ろうと考えてたこともありましたが、踏みとどまった自分を褒めてやりたいです。
イヤイヤやっている、ということでもありません。
好きです。この仕事。大好きです。
いまは映像を作って目の前の人が喜んでくれて、自分が見たことのない世界を作れるこの仕事が好きなので一生懸命「映像ディレクター」をやっています。
でも、他に震える程トキメクことが現れたなら、未練なくそこにジャンプします。という感じです。
ということで
いま
いやほんと最近
困ってます。
本題 (やっと)
「VR」
「メタバース」
「ブロックチェーン」
「Web3.0」
「DAO」
この最新技術たちのオンパレード
時代の過渡期にいる僕らは
というか僕は
次、なにをどうやっていけば「ぶち抜けられる」んでしょうか
ねぇ神様。
映像を作ることは好きです。
写真を撮ることも
デザインをすることも
好きです。
だから、いま挙げたテクノロジーが実際に生活に溶け込んだ世界になっても
またクリエイティブな仕事をしていたい、という漠然とした気持ちはあります。
でも、これらのテクノロジーの中で、映像制作などのクリエイティブ領域でブッチギリで勝ち残っていく算段が今まったく思いついていません。
リアル困りびとです。
沖縄の方言風にいうと
「こまりんちゅ」
です。
すみません。
ちなみに、これらのテクノロジー
いつ僕らの生活に溶け込むんでしょうか?
5年後?
10年後?
1985年に生まれたぼくの感覚では、最初それくらいのスパンだろうなと思っていました。
でも
違うんですって奥さん。
今の時代
イノベーションが起こるスパンは、そんな大層な時間を必要としないらしいのです。
もしかしたら来年か
いや半年後に、
「第七メタバースで来週コンパあんだけど、おめー空いてる?」
「いやー最近アバターの服にあんま金かけられてねーからメタりたくねーわー、マイニングで小遣いゲットできたらサンドボックスの限定NFTスーツゲットして参加するわ」
という会話が若者たちの間で交わされているかもしれません。
だから、困ってるんです。
ブ人
人々の生活にそういった技術が入り出す頃には
ぼくら「ぶち抜けたい人」(以下ブ人)はもう既にその先に行っていて
人々に「新しいこと・感動すること」を提供していかなきゃいけないんです。
メタバースにはどういう勝機が広がっているのか?
ぼくら「ブ人」にいまできることは?
いまのところ、まったくその問いに答えが出せていません。
もちろん、ようつべやSNSにも、そんな都合の良い答えは載っていません。
でもブ人になるためには、いち早く方向性を決めて、そこに行き着くためのアクションを起こしていかなければいけません。
ぼくらが主戦場とする「広告」という領域も在り方やその姿を変えるでしょう
こんな世の中ですので、大勢が集まるCM撮影や、特殊機材を使った莫大な予算がかかるCM撮影なんかは敬遠され
もしかしたら「撮影」という概念すらなくなるかもしれません
メタバース上での広告(CM)
近い将来
メタバース上にはいろんな"ワールド"が広がっていることでしょう。
たとえばAPEXやフォートナイトのようなゲームのワールド。まるでその世界に飛び込んだ様な体験ができるようになると思います。
あと、遊園地、映画館、ショッピングモールにラフな居酒屋、学校や会社も。
今、人間が現実で過ごしている空間やそれ以上の空間ができると思います。
僕ら映像制作の源泉である「広告」の話をすると
既存の広告と同じように、人が集まる場所にはもれなくたくさんの広告が表示されていると思います。(映像なのか、写真なのか、CGなのかはさておき)
予想される事象として
たとえば「全編フルCGのCM」
構成はAIが最適解をだすためディレクターは不要。
モデリングからシュミレーション、アニメーションまで全部AIが担うため、CG職人も不要。
ターゲットの趣味嗜好に合わせた最適なキャッチコピーをAIが膨大なビッグデータの中から算出してくれるため、コピーライターも不要。
それでもって
その「AIが作ったフルCGCM」は毛細血管よろしく細かくセグメントされたターゲットに、より効果的な媒体で露出されるため、広告代理店も不要。
自社のプロダクトを売るために広告を出したいクライアントは
「広告用AI」のオーナーに依頼を行い、そのオーナーは「はい、ポチっ」と依頼内容をAIに分析させれば、あとは勝手にチャリンチャリン。
はい
そうです
今の僕がやっている仕事、、、どこに入る隙があるのよ
せいぜい、「この商品ができるまでのストーリー」的なドキュメンタリー映像の依頼、、、とか?
いや、
それもメタバース上に記録された”過去のキャプチャ”機能を使えば要らなくなる・・・。
これ、ほんと夢物語じゃないんですよね。
遠からずリアルにそうなると思います。
2018年の映画でメタバースが普及した世界を描いてるものがあるので、オススメです。
【レディ・プレイヤー1】
https://www.youtube.com/watch?v=BlTCXShunpI
(スピルバーグ先生はいつだって人生に刻む夢や希望を、愛を交えて提示してくれる)
↑↑↑↑↑みたいな世界がもうすぐ来るよ
ってわかりきってるこの今の時期に
「次の時代はこれにフルベットやーーーー^ー^ー!!!」
と全力で舵を切れるものが、まだ全然思い浮かばないんです。
だから困ってます。
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でも、解決策はきっとあると思ってます。
日々の情報にアンテナを張って、新しい技術には真っ先に触れて
それを体感して、勝機を見つける。そして動く。
あとは「これだ!」と思ったら、全力フルベット!!
それだけで、きっと後発になることだけは避けられる・・・・きっと
なんやかんやいいながら
トキメク何かを日々探してる。
困った困ったといいながら
未来にワクワクしている。
そんな最近です。
いろんな情報を集めて、足掻いてみようと思います。
はい
ほんとうにただ僕が困っている
というだけの記事でした笑
「ブ人」のみなさま、何か良い情報があれば教えてください。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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