【SATOのメンタリティ】✎テストに不合格✎〜その時何を思うのか〜
みなさんこんにちは
人道支援家のTaichiroSatoです
🏝Naluプロジェクト🏝10年後の僕へ計画で、先週今週と
色彩検定2級、カラーコーディネートアドバンスにチャレンジをした僕。
すべてのテストを終え、現在は色彩検定2級の結果待ち。
今回はカラーコーディネーター(アドバンス)の珍道中を経て、僕のメンタリティを紹介していくこととする。
そもそも何故カラーの勉強を?
なぜ人道支援家の僕がカラーコーディネートの勉強をしているのか。詳細はNaluプロジェクトに。興味のある方は是非参加して見てほしい。
カラーコーディネーターとは?
色についての知識を持ち、全体のバランスや色使い、材料選びなど、色のコーディネートができる人になれる資格試験。
イメージに対する色選びから、色合わせの基本、ファッション、インテリア、商品など身近なもので使える技術が詰まっていて、これがまた、実におもしろい。。
例えば、
居酒屋の雰囲気を落ち着いた雰囲気にプライベート空間を演出したいというコンセプトをもった時に、
・どのくらいの明るさで(低lxで)
・どんな色(オレンジの演色性の高い)の照明を使い
・メインカラー壁紙は面積が大きいので何色がいいのか
・アソートカラーテーブルの色は
・アクセントカラー小物のアクセント色は何色が合うか
を考えてみる。
最初のコンセプトに合うように、
暗濁色のグレーやブラウンのような色を壁紙に使い、
淡めの同じ色のテーブルソファでコントラストをつけ、
ブラウンの補色(反対色)であるターコイズブルーや水色を差し色としてアクセントをつける。
もし空間を広く見せたければ壁紙を白っぽくし室内空間を広く見せるなど、
色の知識を知っていると日常空間をもっと楽しむことができる、ということを戦略的にできるようになるのだ。
どうです?面白いでしょう。
さて、前置きが長くなったが、
東京商工会議所のカラーコーディネーター受験は、非常に便利でオンラインで試験ができる。
そう、試験会場にいかなくていいのだ。
え、カンニングできちゃうじゃん、
そう思う方もいるかもしれないが、
そんなことは、もちろん、ない。
試験前に試験管から説明を受け、自宅環境をカメラで共有し、パソコンの画面、インカメで自分の顔を常にシェアしているため、きちんとした環境で試験が受けれるのだ。
無論、自分の為に受けるテスト。
カンニングする意味もまったくない。
なぜアドバンス受講なのか
僕は医療者で、色の知識はゼロ である。
色の名前だってろくに知らない。
色の資格を取ろう、と思ったその時から、カラーコーディネーターの資格について調べ始め、以下の事実を知る。
・スタンダードレベルの合格率 約85%
・アドバンスレベルの合格率 約60%
僕の結論は、もちろんスタンダ、、、
と、その時、横に座っていた友人から、
絶対アドバンスですよー、と言われ、アドバンス受講を決める。
確かに80%以上あるものに受かるより60%にチャレンジするほうがやりがいがある。
が、人間自分に甘い生き物。
アドバンスコースの受験をすることに、ちょっとばかりの他人の力を借りて、自分を少しだけ前に押し出してもらってアドバンス カラーコーディネーターへの道を歩きはじめたのだった。
試験開始
話を戻そう。
試験前の試験管とのやり取りが終わり
早速試験に取り掛かる。
無秩序に見える文字の並びと、どれとも言えない選択肢がこれでもか、これでもかと、僕を試してくる。
おぉ。なかなか簡単には いかないよな。
公式テキストをただひたすらに読む、という勉強法を選択し、最近の忙しさを言い訳に読むことをサボっていた僕は、本番までに2周しか読まなかったため、、
勉強不足を痛感する。
それでも何とか集中しなおし、正解だと思っものを根気強く選択し、クリックをしていく。
自宅でのオンライン試験は初めてだったが、
試験中、独り言を言っても誰にも文句を言われない
これは、すごく心地がいい、やりやすい試験方式だと思ったのであった。
開始10分後
少しリズムに乗ってきた僕にちょっとしたアクシデントがおこる、
座りながらパソコンに向かって集中しようと何度も努力するが、居心地が悪い
もそもそ、そわそわ
じっとしていられない。
文字が頭に入ってこない。
トイレに、行きたい。
そう、トイレ(小)に行きたくなってしまったのだ。
その時ふと、試験前説明で試験管が、何か用があればチャット機能を使うようにと言われたのを思い出す。
パソコンでチャットを打ち始めるが
「sumimasen toile…」
僕のパソコンは普段、英語入力のため、日本語入力にしておくのを忘れていた。
今から日本語入力に切り替えようにも、パソコン画面は試験管と共有しているため、文字入力も変えられない。
とにかく自分の思いを伝えたい。
僕の中で、気持ちが高ぶる。
「sumimaszn, toilet ni ikasete moraemasenka?」
試験管からしたら一体何ごとか、と目を疑うようなアルファベットの羅列の質問を投げる。
その間も、膀胱が僕にトイレにいけといっている。
試験管からの返信が来ない。
もう一度チャレンジ。
「suimasen, toilet ni…」
あ、toilet は英語だから日本語ローマ字入力であれば toire と記載したほうがいいのではないか、と、くだらないことまで考え始める
試験管様、どうか僕に返信をください。
膀胱が僕をノックし続け、試験問題が全然頭に入ってこないため、奇跡よおこれ、とチャットの返信を懇願する僕。
がしかし
5分たっても返信はない。
「genkaidesu onegaishimasu hensin sitekudasai」
もはや、
質問でもなんでもなく嘆きのようなローマ字並びのチャットは沈黙を続け、日本語入力しなきゃだめなのか、と、諦めかけたその時、
ついに返信がある
「退出は認めません」
当たり前である。
ただ、僕もこれを認めるわけにはいかない。
必死に食いさがってみる。
「Camera wo toilet ni motte ittara doudesyouka?」
「認めません」
撃沈。
オンラインで試験を開催し、不正がないようにこれだけの工夫を凝らしている東京商工会議所がトイレの途中退室を認めるとは到底思えない。
氷のように冷たい(当たり前である)返信に
僕の膀胱は白旗をふっている。
早く終わらせるしかない。
当たり前だが自己責任であるし、完全に僕のミスなのだ。
試験が終わったら、トイレに。
トイレに行くんだ!
もはや、試験の目的のすり替わり減少が起こりはじめている。
試験終了ということ。
それは僕にとって、カラーコーディネーターへの道ではなく、トイレへの道になっていた。
モジモジし始めてから60分後、
絶望の返信から45分後、
僕は全20問のカラーコーディネーター試験を終え
「試験終了」のクリックボタンにカーソルを合わせる
これでやっと、開放される!トイレに行ける!
試験結果はいつなのだろう?と密かに思っていた僕だが、一般的には2-3週間後なのだろうと勝手に思っていた。
そして、試験終了のクリックを押した僕。
「お疲れさまでした。不合格 66点でした。」
えっ、あっ、まだ心の準備が、、、
出来ていなかった。
いや、あの、、
僕は、、ただ、、トイレに、、行きたかったんです。
もはや理由が意味不明である。
クリックをした後、瞬時採点され、結果を突きつけられることを全く予想してなかった僕は、
テストが終わった達成感と
受け入れがたい現実を突然突きつけられ
トボトボと用を足すのだった。
嗚呼。
60分以上耐え抜いた膀胱と
突然目の前に現れた厳しい現実に
全身脱力の僕。
そこから、スッキリとした頭で今一度、考える。
色を学ぶ目的は、10年後の自分のため。
そして何より、今回色のことを学んで楽しかったし、自分の周りにある世界の見え方が色を学んだことによって変わった。
素人がいきなりアドバンスコースをうけ、合格点に4点足りなかった。
しかも圧倒的な僕の勉強不足。
そして、トイレマネージメントの失敗。
すべて自己責任だが、スタートとしては、悪くない。
どんな問題が出るかもわかった。
そもそも一回で受かるとも思っていない。
しかも、オンライン試験はどこにいても受けれる。
次回は受かる気しかしない。
カラーコーディネーターになる日は、近いな、うん。
と、次のカラーコーディネーター試験の日程をチェックし
自分のスケジュール帳に記入する。
今年の10月末。
僕は一体どこの国で何をしているのか。
近未来の人道支援家としての僕は見えないが、
10年後の僕の目標に一歩近づいたことにワクワクし
アドバンスカラーコーディネーターを持っている人道支援家の自分のイメージもクリアになって
10月末のリベンジマッチに胸踊らせる、今がある
※投稿内容は全て個人の見解です。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます!
よろしければフォローも是非お願いします!!
Best,
Tai