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【言語習得への道】いよいよ明日フランス語テスト〜僕の軌跡と語学との向き合い方〜

みなさんこんにちは
人道支援家taichirosatoです。

実はコツコツやっていたフランス語の試験がいよいよ今日あります。

大事な試験でその結果次第で次の仕事のポジションまでも左右するというテストです。

僕の今の心境はというと、、
はい、いつもどおりです。今日までに特別な準備をしたわけでもなく、自分のできる範囲で、自分のペースでフランス語と向き合ってきました。
そこで、皆さんに自分の等身大の軌跡を辿ってもらいながら、言語学習のヒントになれば、と思い投稿します。

〜アラビア語〜
中東で働くことが多くなっため、2022年から、独学ではじめた。約4ヶ月、独学と友達とのアラビア語メール、2ヶ月間の週3の先生付きアラビア語レッスンの成果がこのテスト結果。

これが僕のアラビア後のはじめの一歩。
何一つ読めなかった言語でテストが受けれるレベルになったことに、成長を感じる。
注目すべきは、ライティングスキル。
実はこれ、ライティング問題で聞かれている質問が全く理解できなかったため、「質問の意味がわからない。次のテストのときには回答できるようになっているので楽しみにしていてほしい。」と問題を無視した文章を書き、試験者に手紙のようなメッセージようななんとも奇天烈な回答をしてゲットしたスコア。

フランス語の先生のチャールズがいつも僕に言う言葉。

「タイ。言語試験官は、タイのアイデアや回答の内容をジャッチしているわけじゃない。文章が正しいかどうか見てるんだよ。だから、内容にとらわれずどんどん文章を書くこと。」

さすがに、質問を無視しろ、とはいってないけど、
このチャールズの言葉で問題はわからなかったけど、
自分の知っているアラビア語を試験官に見てもらいたいという気持ちから、夢中に回答した僕だった。
1年後、2年後のアラビア語の成長が楽しみだ。

〜フランス語〜
2018年から独学で始めたフランス語の軌跡を見て見てほしい。当たり前に断っておくが、フランス語なんて見たことを聞いたこともなかった。勉強をスタートした時の知っているフランス語は、ボンジュール、のみ。僕の勉強のステップはここに書いたので興味のある人は参照してほしい。

そしてここから、仕事をしながら海外派遣をしながらでも、できるだけ毎日、ダメな時期は週1-2回のチャールズとのレッスンを継続した結果を紹介する。
僕がどんなスピードで第3言語を習得しているのか参考にしてほしい。

2018年7月
独学でYoutubeのドラマを毎日見る、ところからスタート。フランス語の基礎などの本をひたすら眺める、を毎日してた。レベルはもちろん一番下「A1」だった。

2019年7月(12ヶ月)
この一年間で、2回フランス語試験を受けた。6ヶ月以降は、チャールズと知り合い、本格的に先生と勉強することになった。気が付くとレベルが「A2」まで上がり、3回目の結果がこのテスト。
(残念ながら、最初の頃のA1のフランス語スコアは見つからなかった)

2020年3月(20ヶ月)
2020年2月にダイアモンドプリンセス号での対応が終わり長い隔離期間に入った。その期間に集中的にチャールズとレッスンをし、その後テスト実施。チャールズのおかげでバランス良くスコアが上がった。「A2-」→「A2」へ。ほんのちょっとだけだけど、仕事しながらでも前に進んでいる。この頃チャールズからは「僕たちのレッスン回数が100回を超えたよ」といわれ、ちょっと歴史を感じ始めたし、そういえば、チャールズの言ってることが全くわからなかった一番はじめの時もあったなーと自身を振り返った。

2021年8月(37ヶ月)
しばらくここの期間が空いた。2020年3月以降、イラクへ行き、その後すぐにアルジェリアに飛んだ。アルジェリアでは、英語と拙いフランス語で仕事をしていた。
この間もチャールズとはスカイプで週一回のレッスンを継続し、無理なくストレスにならない範囲でフランス語を継続した。仕事をしながらなので、そんなに一生懸命勉強はしていない。とにかく定期的にフランス語に触れること、続けること、仕事でできるだけフランス語を喋ること、これを意識して、アルジェリア帰国後にテストを受けた。

2021年6月(47ヶ月)
自分自身でもこの記事を書きながら驚いている。
独学でフランス語に触れ始めてからもう4年が経とうとしていること、そしてその間根気強く僕のフランス語を支え続けてくれたチャールズに感謝の気持でいっぱいだ。
この一年は、パレスチナへ行き、イエメンへ行き、最近帰国した。アラビア語も始めた。正直に、フランス語の勉強は頑張ってはいない。フランス語に付き合っている、チャールズとサッカーの話や政治の話(フランス人は政治好きだ)の世間話をする、など、勉強するというよりはフランス語に触れていた期間だった。そういえば、気がつくとチャールズとフランス語でふつーにフランス語で会話している自分にたまに驚く。


さて今日、僕のフランス語のスコアはどのくらいなのか。
マルチリンガルになりつつある僕をすごい!と思ってもらえることはありがたい。
ただ、何もない白紙の画用紙に、毎日少しづつ、
色を足していった結果が今の僕なのだ。

4年間という期間をみなさんが短い、長いと思うかどうかは皆さんにおまかせするが、
僕は頑張ってフランス語を勉強はしていない。
たとえ、今回のテストの結果が前回と変わらなかったとしても、決して驚かないし、そんなもんなんだと思う。
僕のスタイルは変わらない。
僕なりにフランス語と向き合い、
とにかく続けること。

語学には時間がかかる。
今回のテストの結果で、次の僕の仕事が決まる。
もしそれが決まったとしたら、
全く英語も喋れなかった一人の日本人が、
フランス語でも仕事できるようになるのだ、
僕も私もできるんじゃないか、
そうみなさんに思ってもらえたら嬉しいく思う。

どうやったら言語習得ができるのか?
自分なりの言語との向き合い方を見つけ、続けること。
理由を考える前に、やる、続ける。

僕なりの考えでは、語学にセンスはないと思う。
語学の長い一本道を走り続けられるかどうか。
一人で走らなくなっていいのだ。
誰かに支えてもらいながらゆっくり走ったらいい、
たまには歩いたっていい。

今の僕は、
自己実現の為のフランス語ではないのかもしれない。
前よりもいいスコアを取って
チャールズにありがとうを伝えたい。

さて、そろそろ準備しますか。
※投稿内容は全て個人の見解です。
最後まで記事を読んでいただきありがとうございます!
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Best,
Tai


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言語習得方法には正解はないと思う。言語習得者自身が、自身の方法を確立し成長していくこと。そのためのアイデアや僕自身の軌跡、思考に触れてもらえば嬉しい。

多言語習得に費やしている時間、目標設定方法、成長スピードとテスト結果のリアル。その他多言語での仕事にリアルを仲間たちも紹介しつつ、自分自身…

いつも記事を読んでいただきありがとうございます!!記事にできる内容に限りはありますが、見えない世界を少しでも身近に感じてもらえるように、自分を通して見える世界をこれからも発信していきます☺これからも応援よろしくお願いします🙌