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これからの時代の生存戦略。今ぼくたちが目指すべきなのは「砂場であそべる幼児」である。

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ここ数週間はコロナウイルスというブラックスワンの影響で、さまざまな不安が世の中に漂ってきている。なかでも深刻なのが経済的な問題である。

いまさら言うまでもないが、「外に出れば感染リスクが高まる」「なので外に出ないようにしよう」「仕事もいつなくなるか分からないし、できるだけお金も使わないようにしよう」という雰囲気が世間を覆っていけば、経済というのはたちまち回らなくなってしまう。

そして、いちど回らなくなった経済がもう一度勢いを取り戻すにはかなりの時間を要する。つまり、この問題は今日明日というちいさな話ではなく、「これからの時代」という比較的おおきなの話なのである。

それこそ、あなたの家の近くにあるお店だっていくつか潰れる。ぼくの家の近くのコンビニもいつの間にか23時に閉まるようになった。観光系の大企業はもちろんのこと、飲食系の大企業だって潰れてしまうかもしれない。

そうなれば、そこに勤めている会社員も雇用先がなくなり、当然苦しくなる。コロナウイルス後の世界を個人がそれぞれ考えていかなければいけないフェイズが今まさにやってきている

ただ、ぼくは不安を煽りたいわけではない。経済がどうなろうと、ぼくたちは生きていける。生きていくことは間違いなくできる。大丈夫だ。だが、多くの人間はどうやら「生きていけるだけ」ではつまらないようだ。ただ生きていたいのではない。豊かに生きていたい。

では、一体そんな世界をどうやって豊かに生きていけばいいのだろうか。今回はそんな疑問に簡潔に答える。もちろん、これがすべての答えではない。あくまで一つのケースであり、一つの提案である。だれしもが実践する必要はないし、ただ知っておいて損することでもないと思う。

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