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ボクシング世界チャンピオンの収入事情、孤独感を埋めるには、職人と需要について、等


淡々と日々が過ぎ去っていく。この感覚に「罪悪感」のようなものを全く感じなくなったのはいつからだろう。ひまをひまとしてそのまま消費することに慣れてから、人生はずっとイージーになった。

「退屈」と「つまらない」は明確にちがう。つまらないというのは、なにかをやっている。それか、なにもやっていないけれど、なにかをやらなければならないと感じている。退屈はそうじゃない。ひまをひまとしてそのまま扱う大切な感覚だ。退屈というのは、蒙古タンメンを辛いと感じるために必要なインターバルである。

期待しないこと。ぼくがいまじぶんに課している課題だ。期待されないようにすることは得意だが、やはり無意識化で生活をしていると、いつのまにか期待がクセになってしまう。あの感覚を追い求めすぎるがゆえに、あの感覚は遠ざかっていく。追わずに「捉える」ことが大切だ。

「奢られる」ということを生業にしはじめてから3年ほど経ったらしい。いまは当初の感覚に近い。ほんの少しまえまでは「期待」に犯されていた。もっと刺激がほしい、という気持ちが前に出すぎて、刺激が遠ざかった。遠ざかったというよりも、そこにあるのに感じなくなってしまった。米の甘さを見逃していた。慣れとは怖いものだ。

ここ数日は、「期待」ではなく、「感覚」で会うひとを選ぶように心がけた。感覚は鈍るから、しばらくは剣先を磨くことが求められる。とにかく「期待」に犯されないように。そんなことを心掛けている。


さて、能書きはここまでにして、今日は簡単な奢られレポートを。いつも更新している「奢ログ」のようなボリュームはないけれど、なんとなく「感覚」が覚えている話を切り取って書いていく。雑記のようなイメージだ。




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