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「良い聞き手」になれ!


「消費の生産化」をしていけばいい。

いわゆる「生産的なこと」ばかりをして、「消費的なこと」をできるだけ避けようとするスタンスではない。

単なる消費すらも、生産的なものとして扱えるようにしていく。それが「消費の生産化」である。

消費を生産化するメリット

ひとは誰しも、何かに対して、お金や、時間や、エネルギーを使って生きている。そんな消費活動をするために、生産活動、つまり仕事をして、またお金や、時間を用意する。生産して、消費して、足りなくなったら、また生産する。このサイクルは、誰でもイメージできるだろう。

しかし、わざわざそんな遠回りをせずとも、「消費が生産にもなる」ような構造の中に身を置くことができたら、どんなにスムーズだろうか?

もしも、あなたが行うあらゆる消費活動が、生産化され、ただ消費をしているだけなのに、同時に生産にもなるような状態に移行できたら。それは、当たり前のように、望まずとも、半自動的に富むことになってしまうだろう。

そのヒントは「聞き手」にある。


消費を生産化するには?

というわけで、今回は「消費の生産化」を考えるにあたって、こいつを食ってみた。

自分の中にすでにあった考えの中で、さらなる練度を持つことになった部分もあれば、新たな概念を獲得することができたりもしたので、非常に栄養のある食事だった。引用部分は、全てこの本。

今回は、『バタイユから学ぶ、消費の生産化』を副題にして、ここに書き残していくことにする。おれは全部読んだけど、本編を読むのは多分くそ骨が折れるし、おれはおれに都合のいい部分を食ったにすぎないので、あんまりバタイユは関係ないと思って読んでいいです。

ジョルジュ・バタイユ
ジョルジュ・アルベール・モリス・ヴィクトール・バタイユは、フランスの哲学者、思想家、作家。フリードリヒ・ニーチェから強い影響を受けた思想家であり、後のモーリス・ブランショ、ミシェル・フーコー、ジャック・デリダなどに影響を及ぼし、ポスト構造主義に影響を与えた。

wiki

#食べる程強くなる シリーズは、強いやつを食えば食うほど強くなるキメラアントの王のように、あらゆる項目を食い散らかし、そして、その結論の力を皆にも公開するシリーズです。つまり、ただの公開お食事シーン、という感じです。オマケに読者も強くなれたらいいね、と思ってます。


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※この記事はバタイユの書評でも、要約でもなく、ただおれがバタイユを読みながら考えていたこと、その結論を書いたものになっています。バタイユおじさんの主張を知りたい人は、バタイユを読め!

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