「良い聞き手」になれ!
「消費の生産化」をしていけばいい。
いわゆる「生産的なこと」ばかりをして、「消費的なこと」をできるだけ避けようとするスタンスではない。
単なる消費すらも、生産的なものとして扱えるようにしていく。それが「消費の生産化」である。
消費を生産化するメリット
ひとは誰しも、何かに対して、お金や、時間や、エネルギーを使って生きている。そんな消費活動をするために、生産活動、つまり仕事をして、またお金や、時間を用意する。生産して、消費して、足りなくなったら、また生産する。このサイクルは、誰でもイメージできるだろう。
しかし、わざわざそんな遠回りをせずとも、「消費が生産にもなる」ような構造の中に身を置くことができたら、どんなにスムーズだろうか?
もしも、あなたが行うあらゆる消費活動が、生産化され、ただ消費をしているだけなのに、同時に生産にもなるような状態に移行できたら。それは、当たり前のように、望まずとも、半自動的に富むことになってしまうだろう。
そのヒントは「聞き手」にある。
消費を生産化するには?
というわけで、今回は「消費の生産化」を考えるにあたって、こいつを食ってみた。
自分の中にすでにあった考えの中で、さらなる練度を持つことになった部分もあれば、新たな概念を獲得することができたりもしたので、非常に栄養のある食事だった。引用部分は、全てこの本。
今回は、『バタイユから学ぶ、消費の生産化』を副題にして、ここに書き残していくことにする。おれは全部読んだけど、本編を読むのは多分くそ骨が折れるし、おれはおれに都合のいい部分を食ったにすぎないので、あんまりバタイユは関係ないと思って読んでいいです。
#食べる程強くなる シリーズは、強いやつを食えば食うほど強くなるキメラアントの王のように、あらゆる項目を食い散らかし、そして、その結論の力を皆にも公開するシリーズです。つまり、ただの公開お食事シーン、という感じです。オマケに読者も強くなれたらいいね、と思ってます。
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※この記事はバタイユの書評でも、要約でもなく、ただおれがバタイユを読みながら考えていたこと、その結論を書いたものになっています。バタイユおじさんの主張を知りたい人は、バタイユを読め!
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