レッドスワンの死闘
明日(この投稿を打っている時には、もう今日なのですが)も仕事があるのに、何をしているんだと思いながら、止まりませんでした。
前作の「レッドスワンの混沌」が刊行されていることを知ったのは1週間前でした。続きを楽しみにしていたのにも関わらず、1カ月ほども気づかなかったとは痛恨の極みであると思っていたのですが、2か月連続刊行と知り、むしろ3日もすれば続きが読めるのか!と元気になりました。
前任校に赴任時よりサッカー部の顧問をするようになり、プレー経験がないのにも関わらず強豪校の監督をしなければならなかったことがありました。結論から言えば、それ以来サッカーにはまってしまい現在は望んでサッカー部の顧問をさせていただいていますが、まだ悩みながら顧問をしていた時に出会った物語でした。それ以来何度も読み返し、レッドスワンの、そして舞原世怜奈のサッカー哲学に共感してきました。中学校レベルでその哲学を完璧に体現することは非常に難しく、私自身の不勉強も重なって、とてもではありませんが優れた指導者とは言えませんが、目指していきたい指導者像であることには変わりません。
発売日に仕事帰りに購入し、翌日発行の学級通信を書き終え、先ほど投稿したnoteの原稿を書き終えてから読み始めましたが、ノンストップで夢中でページをめくりました。最近、小説を読むことに対して億劫になっていたのですが、本当に大好きな物語の1つです。セカンドシーズンが終わりということですが、ぜひ彼らの最後の選手権を描いてほしいなと思います。いずれそんな日が訪れることを願っています。
周囲に中々読者がおらず熱い想いを語り合える人もいません。それでも文章の力だけでこんなにも人を夢中にさせることができるというのは、本当に素晴らしいことだなと思います。言葉の力を信じて仕事をしている者の1人として純粋に尊敬します。私は作家ではありませんが、言葉の力で少しでも多くの生徒に想いを届けたいなと思っています。そんな風に改めて思わせてくれたこの作品と、この作品を読者に届けてくれた著者の綾崎隼さんと、出版に関わって下さったすべての人に感謝を・・・。
深夜のテンションと勢いで書いた文章ですので、まとまっておらず申し訳ありません。