ゲームが作れるゲーム マリオメーカー・RPGツクールetc... プログラミング思考とも繋がるかも・・・
ゲームが作れるゲーム。
いろいろあります。
長いシリーズだと、RPGが作れる「RPGツクール」。
最近のものだと、マリオのステージが作れる「スーパーマリオメーカー」。
「RPGツクール」シリーズ
私が子供の頃にハマったのは、「RPGツクール」。
ドラゴンクエスト風のRPGが作れるゲームです。
あらかじめ用意されているフィールド・町・ダンジョン・キャラクター・モンスターのグラフィックを組み合わせて、RPGを作っていきます。
それぞれのキャラクターが言うセリフも、もちろん、自分で入力して、「はい・いいえ」などの選択肢も設定できて、選択の仕方によって条件分岐ができたりします。
キャラクター・モンスターのステータス・パラメーターも自由に設定できます。ちょうどいい強さになるように、数字を調整したりするのが、大変だったり、面白かったりしました。
「マリオメーカー」シリーズ
最近の「ゲームが作れるゲーム」、「スーパーマリオメーカー」。
ブロックや、敵キャラクターなどを画面に自由に配置して組み合わせて、自由にステージが作れます。
何もなさすぎるステージだと、つまらなかったり、かといって、いろいろ並べすぎると、鬼のように難しかったり、クリアが不可能になってしまったり、ここもバランスが難しいところです。
さすがは任天堂のゲーム・マリオのシリーズということで、操作性も抜群です。「ステージを作って、試しに動かして」の繰り返しが、気持ちよくサクサクできるのも魅力です。何百回・何千回と、トライアンドエラーが、楽しく、バシバシできちゃいます。
「プログラミング教育」との関連
「ゲームが作れるゲーム」も、シンプルに楽しいゲームなわけですが、実は、現在の学校教育の「プログラミング思考」「プログラミング教育」と通じるものがあるように思います。
子供向けの「プログラミング教育」「プログラミング教室」では、ほとんどの場合、本物のプログラミング言語を触って、プログラミング言語を習得していくというものではありません。
あくまでも、「子供のプログラミング教育」の専用ソフトで、擬似的に命令を組み合わせて、画面上の何かが動いたり、レゴブロックのようなブロックを組み合わせたロボットが動いたりするという感じです。
その意味で、「マリオメーカー」のような、「ゲームを作れるゲーム」に近いかもしれません。
「ゲームを作れるゲーム」も、「一定の命令を組み合わせて、それ通りに動くかどうかトライする」という点で、ある種、プログラミング思考に通じるものがあります。
そこで、さりげなくゲームとして、「スーパーマリオメーカー」や「RPGツクール」を触っておくと、学校での「プログラミング学習」がスムーズになって良いかもしれません。
ただ、そうは言っても、その先の、本物のプログラミングや数学は、やはり圧倒的に複雑で難しかったりするわけで、それは、なかなか大変ではありますが・・・。