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【シドニー通信】ボンダイ流。日本人バリスタが教えるコーヒーの頼み方

お〜それっぽい(笑)。ボンダイ へ引っ越して3週間ぐらい。バイト→ヨガ→睡眠のリピート生活が超充実していて、本当に楽しい。今はコーヒー作るのに夢中です。働いている場所もコーシャカフェといって、ユダヤ人向けのカフェでかなり特殊なので、長谷川潤の様なボンダイ ガールは20日に1人ぐらいしか見かけない。

ボンダイを含めたEasten Suberbと呼ばれる地域には富裕層が多く住んでいて、ユダヤ人コミュニティーの中心地。この辺りの家に毎週勝手に投げ込まれる無料のローカル誌だって、ご覧の通り。

正直バリスタとまだまだ胸を張って言えるレベルではないので、今日はマダム風のコーヒーの頼み方を書いてみたいと思う。

マダムはお紅茶を召し上がる方の方が断然多いけど、コーヒーを頼むマダムはこだわりが多すぎる。2〜3歳の頃から、すでに「ベビーチノ」という「赤ちゃん向けカプチーノ」を飲んで育ってるオーストラリア人に比べて、沖縄生れスタバ育ち、冷たくて甘ければなんでもよかった僕は食教育の差を感じてます。

どうにかマダム達にお出しするコーヒーも一通り理解して作れるようになってきたので、まずは基本3種を大まかに説明しよう。(上のイラストを参考に)左から、カプチーノ、ラテ、フラットホワイト、泡によってコーヒーの種類が変わってきます。

肝心のマダム達がコーヒーの味の違いが分かるかは、とりあえず触れないでおきましょう。マダムの写真をここで一度挟みたいところですが、真正面から撮る勇気がないので、仲良しの親父っちで我慢(笑)。

まず、マダムは極力ディカフェ(カフェインレス)を選びます。そして、通常のミルクは飲みません。スキムミルク(脱脂粉乳)、ソイミルク、アーモンドミルクを好みます。

さらに温度に強いこだわりがあり、Warm、Hot、Extra Hotと3種類をその日の天候と気分で使い分けます。

コーヒーのベースになるショット(エスプレッソ)の量も自分の好みに合わせて変えていきます。ショットの量を多くするエクストラショット(ダブル、ストロング)、そこにミルクの量を3/4または半分にして濃さを調整します。もちろんショット自体を少なくすることも可能。

砂糖を入れる場合も、ブラウンシュガー(もちろんオーガニック)なのを確認して、1シュガー、ハーフシュガーなどと伝えます。人口甘味料(Sweetner)を好む人もいます。

ということで、持ち帰りのラテを1杯頼む際、マダムはこう言います。

1 Takeaway Regular Strong Soy, Decaf, Latte, Extra Hot, One Sugar (持ち帰りのレギュラーサイズで濃い豆乳ディカフェラテ、温度は熱く、そして砂糖も入れてちょうだい!)

これがスラスラ言えれば、あなたも立派なマダムです。グッドラック!

ふぅ〜明日もバイト。



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