【前半】フォームブリッジで位置情報を取得してみる

年末のお休みで時間があるので色々書いていきたいと思います。
今日は”フォームブリッジで位置情報を取得してみる”です。
10月に参加させていただいたトヨクモさんの”雲の上Talking ~トヨクモNight~”でご紹介させていただいたネタですが、あまり中身には触れなかったのでちょこっとだけ技術的な部分を書いていきたいと思います。(簡単なので)
【前半】は前置き。【後半】を実装とします。
当日の様子はこちら・・・
https://toyokumo-blog.kintoneapp.com/toyokumo-night1026/

前置き(カスタマイズのポリシー)

中身に入る前に前置きをしておきます。
個人的にカスタマイズ好き(特にフォームブリッジ&kViewer)なのでご紹介する機会が多くなると思いますが、これは趣味みたいなものなので仕事に使うにあたってはちょっと別で基本的なカスタマイズポリシー?は以下です。

・まず基本的には標準の機能の中で実現すること。やりたいことが標準の機能で実現できない時は一度立ち止まって変なことをしようとしていないか考える。
今の手順を忠実に再現しようとせず、kintoneが最適なのかも含め、ちゃんと業務プロセスを見直してみる。
・それでもkintoneならばお金で解決。これはつまりプラグイン、連携サービスを買ってくださいということです。(カスタマイズを委託するということではない)
・プラグインや連携サービスでも解決できないのであれば、ここではじめてカスタマイズを検討する。

もちろん人によって考え方は様々なので違う考え方を否定するものではありません。私の場合はkintoneは使う会社自身が自走してなんぼだと思っているので委託ありき(外部の人がいないと修正できない)な仕組みは安易に取るべきでないという考えです。

じゃあ、なんでカスタマイズの紹介するのか。というところですが、どこまでできるのか、何が出来るのかということは知っておくことは引き出しとして良いと思うからです。なので、こんなことできたよ!という紹介はすると思いますが、具体的なコードとかはあんまり紹介しないかもしれません(要望があったら考えます)。
そもそもコードを書くことを生業としていないので、力技多めですし書いたときもお作法がけしからんと怒らないようにプロの方々よろしくお願いします。もちろん、こう書いたらもっと良いよ!なんてアドバイスは大歓迎です。

こんな人に役立つかも

私が紹介したスライドは冒頭のトヨクモさんブログに載っているので一度軽く見ていただけると幸いですが、この話が役に立つかもしれない方は以下の方です。

・スマホメインで現場系のお仕事で活用されている
・kintoneアカウントを付与するほどじゃないのでフォームブリッジ、kViewerを活用したい

つまり、今この地点の情報をフォームブリッジで送信したい!
という需要です。みなさんにはそんな需要ありますか?

私の場合は、この地点であった異常をなるべく簡単に送信したい&実現したい。
ということでした。具体的には、
・異常の内容
・写真
・場所
を知らせたいです。
さらにこれをkViewerで閲覧したいためにkintone内での位置情報に関する処理をすることができないという事情があります。
これは何を言っているかというと通常写真を送付する場合Exif情報といって、写真に埋め込まれたGPS情報から場所を取得できるのですが、これを使う場合はkintone上で該当レコードに対しExif取得ボタンを押すのが一般的なため今回は使用できないということになります。(kintone操作をせずに完結したいから)

位置情報を取得するということ

コメダ珈琲でコーヒー飲みながら書いているのですが、書きたいことが渋滞していて、文脈がめちゃくちゃになってきました。
ごめんなさい。

位置情報を取得する場合にも何の情報がほしいのかによって難易度が変わってきます。
あなたがやりたいのはどっちですか?

・緯度経度を取得したい(簡単)
・住所を取得したい(めんどい)

【緯度経度(座標)を取得する】
想定される活用シーンは、記録した位置情報を地図で確認する場合です。
PCやスマホ上で位置情報を確認できれば良い(その場所に行ければ良い)時はこちらで十分です。

【住所を取得したい】
こちらの場合は少々複雑です。
私がトヨクモさんで紹介させていただいたのはこちらです。
情報を別の媒体へ転用する場合や住所で管轄エリアなど何らかの判断をしたい場合はこちらになります。
めんどくさい理由としては、基本的に機器から取得できるのは座標情報のため、座標から住所に変換する処理が必要になります。
これをリバースジオコーディング(逆ジオコーディング)と言います。Googleを始めとした外部のAPIを活用していくことになります。

私が紹介させていただいたのは住所から更に郵便番号を取得し、該当エリアの管轄判定までを行っているのですが、今回のご紹介では割愛して位置情報を取得して表示するところまでとしたいと思います。

【後半へ続く】


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