私がkintoneを導入したわけ
アドベントカレンダー10日目
きったんさんのアドベントカレンダー
その2の10日目に参加させていただきました!
このような機会をいただきありがとうございます。
その1 https://adventar.org/calendars/8616
その2 https://adventar.org/calendars/8774
今日は私がkintoneを導入したわけと題しまして、なぜkintoneを導入したのか、なぜkintoneなのかというところを書いていきたいと思います。
kintoneCafeJapanの余韻に浸って夜中に書いているので文章が荒れると思いますが、優しい心で見ていただけますと幸いです。笑
導入前の状況
・私の組織では人員減耗や社会情勢の変化から業務の効率化が叫ばれており、効率化のために現場レベルでカイゼン活動と称した、マクロやツールを使った開発が日常的に行われていた
・その開発には割と多くの稼働を費やしていたし、あくまで現状のプロセス保ったまま、省力化するということに重点を置いていた
・本質は既存業務を効率化して、創出した稼働で新しい領域へのチャレンジを行うこと
つまり、要約すると?内側の仕事のことを手間をかけてごちゃごちゃやってて、新しい領域へのチャレンジがなかなかできていない状況です。
手段の目的化防止
ある意味のエンジニア集団(PGとかSEとかではないけど)なので、どうも技術が好きなのか手段のところを頑張っちゃうんですよね。これやってるうちにツール作ることが目的になっちゃうこともしばしば。
稼働量で表すと・・・
開発>>>>>>>>>>BPR
から
BPR>>>>>>>>>>開発
にしたい。
開発は最低限に、目的を見直して、業務を見直す、最適化する。
こっちに稼働をかけてほしいわけです。
なぜなら今まで決められたことをしっかりやり切る文化だから、プロセスなんて疑わなかった。決められたことをしっかりやる、指示通りやる。まぁインフラには大事な心得かもしれないですけど、これからは目的に対して自分の頭で考えられないといけないんです。なんなら目的から考えなきゃいけない。
ぶーか。VUCAなんだから。
しょうもない仕事(クソ仕事)撲滅計画
内側の(しょうもない)仕事なんぞさくっと効率化してしまって、新しい価値創造にチャレンジしようぜ。
しょうもない仕事はkintoneでサクッと解決。
さっさと新しい方へ行こうぜ計画。
kintoneの用途
私の所属組織では、業務のコアになるシステムは親会社も含めたグループ統一でガッツリ作り込まれているため社員がkintoneをコア業務に使うことを想定していません。人事システム、会計システム、などなどをkintoneに移行するなんて計画はないのです。(無理だし)
じゃあ、何に使うのか?
間接業務というのが正しいのかわかりませんが、周辺に散らばる管理業務などに使うことになります。
で、なんでkintoneなの?
実はMS365も入っているのでPowerAppsという手もあったんですが、なぜkintoneをあえて入れたのか。
組織ではノーコード/ローコードなんて括って呼ばれているけど、ノーコードとローコードの差は半端なく大きいぜ。
ということで、限りなくノーコードなkintoneを選びました。
とにかくやりたいことを最小稼働で実現したいから。
そして、なるべくBPRに時間をかけてほしいから、決まった作業をやるのではなく、自分の頭で考えられないと未来はないからです。
正解を出す力にもはや価値はない(by山口周さんです
kintoneは人材育成ツール
私にとってのkintoneはクソ仕事撲滅ツール&人材育成ツールなのです。
だって、”あなたのその仕事にkintone"すると、
・アプリを作るには、業務プロセスを書き起こす、最適化する
・そのことで標準化の必要性も理解できる
・うまく行けば成功体験で自信にもなる
・ユーザーの教え合いで仲間ができる
・話題の”担い手”が育つ!
・ついでにクソ仕事もなくなる(減る)
一石◯鳥!!状態じゃないっすか。
なので、エクセルを使うようにサクッと使って欲しい。
だからアプリ作成者権限は全員につけています。
野良アプリ歓迎です。コア業務扱ってないので失敗しても全然平気。
こんなところが素敵だからkintoneを導入しました。
kintoneを使って組織の文化を変えたい
なんならこの体験を社会にも展開したい。
お読みいただきありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?