役に立つより意味がある

こんばんは。
昨日(Xのお坊さんラジオin白馬のお陰で日付は今日でしたが)初めてnoteを書いてみてたくさんの方に反応いただけてとても嬉しいです。ありがとうございます。
段落や箇条書き?のnoteのテクニックをまだ身につけていないのでつらつら長文を書いていきます。(読みづらくてごめんなさい)

前回は夜中の覚醒した時間帯にスマホで殴り書きっぽく書いてしまったので今日はちゃんとPCの前に座って書いてみようと思います。

昨日のnoteの中で、頭の中で思っているだけの人とアウトプットできている人は同じことを考えていてもかなりの差があると考えていると書きました。
なんかちょっと過激というかドキッとしちゃうと思う人もいると思うので、アウトプットするとどういう良いことがあるのか、私の考えを書いてみます。
・なんとなく考えていたことを書き記してみることで頭の整理ができる。
・新たな気づきを得ることもできる
・それを他人に公開することで自分の考えを知ってもらうことができて仲間ができる
・知ってもらうことであいつならこう言うの好きかも?って情報や人が集まってくるようになる。★これが一番良いことかも
情報をオープンにすることって大事ですね。

さて、やっと本題に入っていきたいと思います。
題名でピンと来た方はいますか?
”役に立つより意味がある”
これは私の崇拝する(笑)山口周さんがよく使われている言葉です。
山口周さんについてはyoutubeや本がたくさん出ていますので興味がある方は見てみてください。

またちょっと過激なことを言いますが、山口さんの仰っていることを超要約すると世の中では
・課題解決力の価値は急速に低下している
・課題発見力(課題設定、問題発見と言う人もいますね)に価値がある
ということです。

以下山口さんの受け売りが続きます。
価値というものは希少なものに発生するわけですが、昭和を初めとするかつての時代は課題や問題にあふれていたわけです。
反対にその課題を解決する人は希少でした。
・洗濯が大変なんです→洗濯機をどうぞ
・家でのエンタメがないんです→テレビをどうぞ
・買った食品が保管できず長持ちしない→冷蔵庫をどうぞ
こういった解決ができる人が評価されてきました。

ですが、現在世の中の人に、困っていることはありますか?
とアンケートを取るとほとんどの人が別にない。と答えるそうです。
そうです。今は課題自体が希少化しているんです。
対してそれを解決するソリューションは溢れている・・・。

自分自身に当てはめてみると組織でDXを推進する立場ですが、他部署をまわって、”なにか困っていることありますか?”DX推進に向けて支援しますよ。なんてことをやっても、”別に困ってないし”と言われて終わりなわけです。
でもこっちから見れば実際はDXなんて全然進んでないし、まだまだやれることはあるはず・・・と。
みなさんの会社でもありませんかね。DXに限らず何かを進めたい本社のような組織の人と現場に近い人のこのよくある攻防?(笑)噛み合ってなくて、もやっとしますよね。

何かを支援、サポートする立場としてはこの”なにか困ってることありませんか”セールスほんと気をつけなければと思っています。だって、課題解決力は当たり前のように皆持っている(もしくは身近にソリューションがある)時代になってしまったわけですから、課題がわかってれば自分で解決できるわ。ってなることも多いわけです。そうなると、自分たちのバリューが何なのか考えなければいけません。
今までは全体を管轄する立場からいろんな事例(解決方法)を知っていたり持っていて、それを提供することがバリューとなっていたこともあるのかもしれませんが、上記の話と情報がオープンになってきている時代で伝言係なんて少なくとも私の組織では価値ないです。ほんと。
にも関わらず、社内で未だに続けている人いますよ。沢山。

そうなるとどう動いたら良いんでしょうか。
正直まだ答えにはたどり着いてません。(笑)
まずはまだ明らかになっていない(潜在的な、気づいていない)課題を一緒に見つけるということは一つの価値かと思います。
じっくり話を聞いたり、仕事に深く入り込んで課題を明らかにしていく感じですね。
課題解決が重視されていた時代からすると使う時間数が逆転しますね。
従来:(少)課題設定<<<<課題解決の取り組み(多)
現在:(少)課題解決<<<<課題設定の取り組み(多)

だいぶ長くなってきました。
飽きてしまった人はそっと閉じてください・・・笑

ではそもそも従来の考え方で言う”課題”とやらがなさそうだ。という時はどうなるでしょうか。
答え?は、新たな課題を作る。ことになるわけです。
そこでやっとタイトルが出てきます。
”役に立つより意味がある”
役に立つということは不便を便利にすることです。
繰り返しになりますが、便利になりきっている現在、これ以上便利にすることはできるでしょうか?できるかもしれませんが結構難しいチャレンジです。

そこで”意味がある”が出てきます。
以下少しの間、また山口さんの受け売りです。
自動車を想像してみてください。
・日常乗りやすい、扱いやすいトヨタ カローラ
・日常では乗りにくい、扱いにくいランボルギーニ、フェラーリ
人は価値のあるものに沢山のお金を出しますが、両者の価格差は少なくとも10倍以上あります。
では、なぜ役に立たない(語弊はありますが笑)、ランボやフェラーリに10倍以上もお金を払うのでしょうか。
答えは意味があるからです。
運転の楽しさ、所有していることの喜び、満足感。かもしれません。

役に立つ、意味があるを利便性や意味性と表すこともあります。
例えば、洗濯という業務をもっと良くしていこうというミッションがあったとき、もっと高機能に。とは考えないで、楽しく洗濯をするにはどうしたらいいだろうか?楽しくすることにチャレンジしてみる。こんなところでしょうか。
洗濯機にこれ以上機能があっても衣服を洗うという行為に革命が起きない限り、さほど変わらない。どうせやるなら楽しくできる洗濯機があるならほしいと思いませんか?

という感じで、私はこんな思考を持って行動するようにしています。

今日の話に興味がある方には以下がおすすめです。
(念のため言っておきますが買っていただいても私には一円も入りません笑)

ちなみに私は完全にニュータイプの人間です。
読んでいただきありがとうございました。


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