憂鬱
澄み渡る夜よ
遠退く暁に
揺れる声よ
いつの刻か再開は廻ると
根拠も無く主張した
夜よ
何処へと誘うと云うのだ
恣意の比類なき堅固さだけが救いとばかりに
その
数々の振る舞い
やがて古来する導灯に面したとき
一体
物語はどう紡がれているのだろう
夢では足りない
また
現世では退屈なもの
なぞる指先がかじかんでみえたので
温かい風呂を用意するのが一興
『憂鬱』
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