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【就活】難関企業を突破した面接対策法
「面接苦手だからどうにかして克服したい...」
「面接でいつも落ちてしまう...」
このような悩みを抱えている人いらっしゃいますでしょうか??
沢山いらっしゃると思いますし、私も同様の悩みを抱えていました。
私は就職活動自体をサマーインターン前から始めました。
サマーインターンでは30社ほどESを提出して数社の面接に進むことができました。(通過率的にESの質にも課題ありでした。)
結果、全ての面接で落とされてしまいました...!!
正直、落とされるまでは面接に自信がありました。
というのも、普段の生活でコミュニケーション力には自身があったからです。笑
しかし、サマーインターンの面接で落とされてから「自分は面接が苦手なんだ..」と気づきました。つまり、大学生のコミュニケーション力とは少し訳が違うと分かったのです。
その時から、「面接力」を上げるために様々な努力をしてきました。
結果、本選考では面接の通過率は大幅に向上ました。
落とされることがあっても、理由が面接官との相性の問題(推測)であることがほとんどでした。
この記事を書こうと思った理由に繋がるのですが、努力をすることで「面接力」を向上させる事ができ、結果につながると気づいたのです。
実際に面接力を向上させるまでに至ったプロセスを、これから本格的に就職活動の始まる23卒の方々に共有したいです。そして、これを読んでくれた方が納得内定を取ってくれる事を願っています。
本編に入る前に、改めて自己紹介をさせていただければと思います!
属性:MARCH・文系・非留学・長期インターン(4ヶ月ずつ、2社で)
TOEIC905点。
就活:3年生の5月に本格的に開始。
IT業界(外資系ソフトウェア・ハードウェア企業、日系IT大手、
IT系ミドルベンチャー)を中心に受けていました。
内定:GAFA、東日本の固定通信大手、日系IT大手、外資ハードウェア大手
ITベンチャー
私の就活については下記の記事を参照ください!
面接力とは??
まず簡単に面接力とは何かを、定義させてもらいます。
あくまで自分の中の定義ですので参考程度にしてください!
面接力とは、「面接を突破する力」です。それを分解すると2つに分けられます。1つ目は、適切に質問の意図を理解する力です。
2つ目は、状況に合わせて適切長さの回答ができる力です。
面接力向上の2ステップ
早速本題に入っていきましょう!
面接力を向上させるには大きく2つの事が大事になります。
1つ目がインプット。2つ目がアウトプットです。
至ってシンプルですね!笑
それぞれについて詳しく記述していきたいと思います!
【面接力向上】〜インプット編〜
「面接におけるインプットってなんだよ!?」
このように思われたからいるかと思います。
私も最初はそのように思いましたが、就活を進めていくうちに
「面接はスポーツと同じ」という感覚がしてきました。
スポーツをやっていた方ならわかると思うのですが、スポーツはアウトプット先行で考えられがちですが、インプットがめちゃくちゃ大事です。
同様に面接にもインプットがとても重要であるとに気づきました。
面接にはどんな種類のインプットがあるのでしょうか?
私自身は下記分類に分けられると思っています。
①面接の基礎的知識に関するインプット
②テクニックのインプット
③他者からのインプット
それぞれ解説していきます!
①面接の基礎的知識に関するインプット
面接の基礎的知識とは、「面接に対して持つべきマインド」や「面接は選考フローごとに特性が違う事」などのことです。
これらはyoutubeにアップされている動画を中心に学びました。
1番おすすめなのは、「トップ就活チャンネル」の過去の動画を見返すことです。
特におすすめな動画なども下記にまとめておきますので、是非見てみてください!これさえ見ておけば、面接基礎知識のインプットは完璧と言えるでしょう。
・【面接の極意】就活が変化する今こそ差をつけるチャンス!内定無双したサスケが面接必勝法を紹介します。
・【最強の面接スキルを手に入れよ】4商社内定したサスケが、就活に圧勝する面接対策を紹介します【後編】
・優秀なのに落ちる就活生の面接【6つの特徴】知れば逆に内定が取れます。元三菱商事のサスケが徹底解説!
②テクニックのインプット
続いてテクニックのインプットに関してです。
テクニックとはいっても、小手先のものではなく
「今後社会に出ても役立つような"伝え方のスキル"」と捉えていただいた方が良いかと思います。
いくつもテクニックがある中から、特に重要だと感じている2つをご紹介します。
1つ目が、「結論ファースト」です。
就活を初めている人なら一度は聞いたことあるワードなのではないでしょうか?そんな聞き馴染みのある結論ファーストというテクニックが面接において1番重要だと思っています。
理由は面接官が、あなたの言っている事を理解しやすいからです。
相手の頭の中で貴方の言っている事が構造化しやすいような喋り方をする事が、言いたいことを伝えるために重要だと思っています。
加えて面接官は1日に複数学生の面接をして、疲れが溜まっている事が多いです。ですので、冗長な話だと右から左に流れていってしまいます。
そのためにまずは結論を述べて、その後に状況に応じて内容を説明しましょう。
2つ目が「具体と抽象の出し分けです」
「具体と抽象の出し分け」とは、質問に対しての答えを具体的にするか抽象的にするかを状況に応じて変えられるテクニックだと考えています。
例えば、面接官の今までの質問の感じや、その質問の意図を考えた上で具体的に回答すべきか、抽象的に回答すべきかが分かれます。
このテクニックを使えれば、ガクチカの質問などで抽象的な回答から始まり、面接官からの質問を通して具体的な回答を引き出してってもらうという事もできます。そうする事でより会話をしている感じが生まれ、面接官側としても好印象です。
③他者からのインプット
そして最後が他者からのインプットです。
これは、具体的に他の人の面接を見て良いところを吸収する方法です。
具体的に方法として2つあると思っています。
1つが、youtubeにある面接動画を見る事です。
例えば、こちらの動画を見ることで優秀な就活生はどのような面接をしているのかを理解する事ができます。
2つ目が、模擬面接です。
模擬面接とは、学生同士で面接官の役割を交代し合って模擬の面接を行う事です。面接官側を経験する事ができるのと、他の就活生の受け答えを生で垣間見る事ができます。
模擬面接の具体的なやり方などはまた次回などに説明しようと思っています。
以上3つが面接におけるインプットの解説でした!
何事にもインプットは大切です。このステップを怠らず面接対策をしていきましょう!
【面接力向上】〜アウトプット編〜
上記でも述べたように面接はスポーツと同じです。
インプットも大事ですが、アウトプットも同時並行していく必要があります。
面接におけるアウトプットの機会にはどのような種類があるのでしょうか?
大きく分けると2つに分類できると思っています!
①インターンや本選考の面接(本番の面接)
②学生同士でやるような面接(模擬面接)
上記2つのアウトプット機会を増やしていくことが大前提で大切になってきます。当然場数を踏むことで、上達しますからね。
しかし、ただ単純に面接数を増やしてこなしているだけでは、納得内定を確実に獲得するための面接力は得られません。
何が必要かというと、PDCAサイクルです。
PDCAサイクルを簡単に説明すると、P(plan:計画)、D(do:実行)、C (check:反省)、A(action:次回対策)になります。(この考え方は、面接スキルの向上に限らず、その他多くのスキルアップの際に使うことのできるフレームワークなので覚えておきましょう!)
それでは実際に面接対策におけるPDCAサイクルとは具体的に何をやれば良いのかについて、下記で解説していきます。
PDCAのやり方
PDCAのやり方ですが、実際の面接を例にして説明していきましょう。
まず面接が決まったら、それまでにP(プラン)を考えます。
具体的には、「前回の反省を活かして結論ファーストを全ての回答でできるようにしよう」や「前回の面接時の言い回しよりも全体的に少し変えて面接してみよう」などがプランの内容です。
要するに、Plan(プラン)は前回の反省を活かして改善したいことや面接で試したい仮説を立てるフェーズです。
続いてはDo(実行)ではPlanのフェーズで決めた目標や仮説を意識しながら面接を行います。ここでは特に意識することはないですが、後で紹介するPDCA記録シートに面接の概要を記録しましょう。
次はCheck(チェック)です。このフェーズでは、面接を行った後に、「プランで立てた内容は達成できたか?」や「よかった点と、反省点や改善点はなんだろう」などの内容を考えます。
このフェーズはPDCAの中でも肝といえるフェーズです。しっかりと面接を振り返って、改善点を見つけ出す。ここを怠らずに経験を積み重ねていく事で自ずと成長できます。
そしてAction(アクション)のフェーズです。ここでは、チェックのフェーズで内省した内容を次回の面接にどのように活かしていけるのか?という事を考えて決めます。例えば、「今回は志望動機で納得してもらえなかった感じだったから、言い回しを変えたり、もっと深掘ってみよう!」というように対象の面接を振り返った上でのネクストアクションを決めます。
ここまでが具体的な面接におけるPDCAのやり方です。
参考程度に、僕が面接のために使っていたPDCAの記録シートの概要をお見せいたします。
上記のような表を作って、面接のPDCAをまとめていました。(今回例に出したものはあまり収穫がなく、浅いPDCAのものですが笑)
ちなみに使っていたのはevernoteというサービスです。めちゃめちゃ使いやすいのでおすすめです!
まとめ
いかがだったでしょうか?
面接力向上のためのインプットをして、アウトプットも適切に行うことについて色々と説明してきました。
冒頭にも書きましたが、面接が通らなくて困っている23卒の就活生に届けば良いなと思ったためこの記事に執筆に至りました。
もし23卒の方がこの記事を見ていたら、最後に改めてこの記事を締め括る言葉を伝えさせていただければと思います。
「面接は適切な努力で確実に成長できる」という事です。
諦めず、努力を積み上げていけば今からでも本選考で難関企業の内定を取れるまでに至るはずです!
是非頑張ってください!!