私はこれができます
自分自身は何ができる人なのかを整理したことはありますか。「私は〇〇ができます」と自信を持って言えることをひとつでも持っておくことは大切なことです。
「この中に医師、看護師の方はいらっしゃいませんか」という呼びかけをドラマなどでみたことがあります。人の命を救うことができるというのは究極だと思いますが、あなたは何ができるでしょうか。大小はありませんし、唯一無二である必要もないと思います。これができると言えることは必ず持っています。その整理をしておくことです。
高く飛ぶことができます、ということがあったとします。身体的な能力ですが、これがどう役に立つのかとつながると仕事になります。高く飛ぶ仕事で言えば、高跳びやバスケットなどのプロスポーツ選手もひとつです。他で役に立つのかを考えたときに、思いつくかどうかです。いくらできることがあっても貢献できることがなければ、仕事にはなりません。
営業の仕事をしているから営業ができるとは限りません。たまたまの配属が営業であって、どのように貢献しているかを考える必要があります。売ることは得意じゃないが、聴くことは得意ということもあります。分解して、どんな点で役に立てているのか、から考えます。自分が所属している場所が自分のできることではないのです。
自分ができることは常に範囲が広がり続けるものであり、固執するものでもありません。自由に選ぶこともできますし、新たに身につけることもできます。大切なことは自信を持って言えることです。自信を持てることができれば、人生をもっと豊かにすることができます。