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Think Smart ’あるもの,は’ないもの,よりも重視される。

Think Smart。ロルフ・ドベリー著読了。

この本には間違った思い込みを避けて賢く生き抜く方法が

具体的に52個のセンテンスに分けて書かれてある。

さて、 ’あるもの,は’ないもの,よりも重視されるとは。

僕たちは、まだ起きていないことについて考える事に非常に不得意であると考えられている。

起きていないことは考えられないが、起きていることについては考えることができる。

自分が健康な時には自分がいつか病を背負うことになるなんて考えれないし、世界が平和な時には戦争の悲惨さについて考えることができないし、手洗いの重要性について考えることができない。

いや、厳密には考えることはできるのかもしれないが本当に心から考える事はほとんどの人ができないと思う。

時には、まだ起きていないことについて考える事も大切だという考えをこのセンテンスでは述べていた。

では、なぜ僕たちはまだ起きていないことについて考える事に非常に不得意であるのか。

それは単純に言うと目の前の事しか考えることができないから。その処理でいっぱいになっている可能性もあるし、余裕があってもまだ起きていないことについて考える事をしないということもあるだろう。

まだ起きていないことについて考える事はそれほど労力を使うのだ。

最近人間はないものねだりだなぁと感じている。

時間に追われているときは暇を求め、暇すぎると労働を求める。

自分は暇よりも仕事がないと生きていけない仕事人間なんだって最近気づいた人は、コロナが収束してからその感情や言動が矛盾していないか確かめてみるといい。人間は、もしくは自分はないものねだりってわかると思う。

それが悪いとは全く思わないし、たいていはそうなんじゃないかと思う。

普通の考えなのかもしれないし、どうなんだろうか。

でもないものねだりだったら’あるもの,は’ないもの,よりも重視されるとは逆のことを言ってることになりますよね。

あるものに目を向けずにないものをねだるのだから。また疑問が一つ増えた。





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