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【22年卒】ほぼ未経験のド文系だけどIT企業の内定を半年の就活で11社取った私の就職活動記録 前編


はじめに~読み飛ばしても大丈夫です~

こんにちは、初めまして。「たいあ」と申します。大学4年生です。現在はコロナ禍を言い訳にしてもっぱら自宅の警備ばかりしています。みなさんはいかがお過ごしでしょうか。

さて、私が今回noteを始めた経緯ですが、現在大学4年生ということでこの間まで就職活動を行っていました。そしてつい先日最後の御社からお祈りされたため、就活が終わりを迎えました。
その過程において、ありがたいことに11社の企業様から内定(内々定・最終面接合格)を頂きました。

今回は周囲の勧めもあり、これまでの就職活動での経験等を共有したいと思い、noteを始めるに至りました。
今読まれている方がここに辿り着かれたのも何かの縁かと思いますので、少しでもお役立ちいただけたら幸いです。

ちなみに就活時期は2020年12月中盤〜2021年5月中盤までの約半年間です。


私のスペックと結果一覧

スペック
大学・・・MARCHレベルの下の方(早慶以上の方々には何度か学歴パンチをくらいました笑)
学部・・・経済・経営・商学系
資格・・・普通自動車第一種免許・MOS 2016 Master・簿記3級
プログラミング経験・・・大学の講義で超簡単なコードを言われたとおりに書いたことがある程度(業界では未経験に分類されると思います)
その他・・・サークル代表/ゼミ長/塾講師/家庭教師/語学系の資格や試験のスコア(TOEICなど)は無い/留学・ボランティア・起業等の経験は全て無し/大学の成績は下の上~中の下
結果
プレエントリー・・・49社(8割はIT)
うち本エントリー・・・30社(すべてSIer)
お祈り・・・15
内定・・・11
選考途中辞退・・・4社

お祈りされた企業の分類
大手11社・中堅4社
内定企業の分類
大手3社・中堅8社
※大手=四季報の総合版に載っているような企業
 中堅=四季報の優良・中堅版に載っているような企業

見栄を張るようですが、内定11社のうち9~10社はIT企業の人気ランキングで150位以内に入っている優良(と思われる)企業です。
しかし、ご覧の通り大手ほど厳しかったという結果は否めませんね。

ちなみにですが、、、
始まりから終わりまでほぼ全てWEBでした
後で語りますが、こちらは顔を出さないウェビナーやトークセッションなどを含むとインターンは20社以上・合計40回以上出席し、面接も40回以上行いました。そのなかで会社に直接赴いたのはたったの1回でした。


就活の始まり~2020年12月〜

始まり

私が就活を始めた時期はぶっちゃけ結構遅く、本格的に動き出したのは12月の半ばごろです。その半年以上前からインターンに応募している気合いの入った友人もちらほらいましたが、なにぶんコロナが流行っていてまともに会う機会や刺激も少なく、私に焦りが生じることはあまりありませんでした。
たしか10月の半ば頃にゼミ内でキャリアアドバイザーの方による就活セミナーがあり、そこからなんとなく意識しだした気がします。

そして12月の半ばに所属していたサークルの代表を引退し、そこでようやく「そろそろやらなきゃな~」と重い腰を上げることにしました。サークル代表やゼミ長をやっていましたが、それほど忙しいものではなく、大学もずっとオンラインだったので(今もですが)、家のベッドで一生寝そべっているような生活でした。インターンや説明会の参加はもちろんこの時点ではゼロです。

動き始めた私はまず情報を集めることにしました。就活のスケジュール等は前述の就活セミナーで把握していましたが、業界知識等はほぼありませんでした。
実はすでにITか金融かな、と漠然と思っていたのですが、ネットで調べると情報源が多すぎたり、包括的に体系的な知識を得るのは難しいと感じたので、本屋に出向くことにしました。
そこで購入したのが以下の書籍です。

就職四季報 総合版 2022年版
就職四季報 優良・中堅企業版 2022年版
「会社四季報」 業界地図 2021年版
業界と業種がわかる本 '22年版
最新最強のSPIクリア問題集 '22年版

年明け以降に購入したものもタイミングがないのでここに載せます。

CD-ROM付 最新最強のWebテストクリア問題集 '22年版
Web-CAB・GAB Compact・IMAGES対応】 これが本当のCAB・GABだ! 2023年度版 (本当の就職テスト)
マイナビ2022 オフィシャル就活BOOK 内定獲得のメソッド エントリーシート 完全突破塾 (マイナビオフィシャル就活BOOK)

購入する際はネットの口コミも少し見ましたが、自分で手に取って内容を確認し、これかなと思うものを選んでいたと思います。正直、SPIなどテストの参考書は本屋にあるちゃんとしたものならどれも大して変わらないと思います。

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SPIは年末に金融のインターン選考で一回受けるタイミングがあり、そこまでに一旦対策しました。その時は通りましたが、以降はテストがあるたびに軽く対策し直してました。

本を一通り買った私はこの時点でほぼITに狙いを定め、四季報に記載のある企業へプレエントリーし、インターンを予約し始めました。ITにした理由はいろいろありますが、ここでは割愛します。端的に言うと関心がもとから高かったからです。

インターンの企業を選ぶ軸はまずデータです。平均年収・離職率・有給取得・残業時間・採用人数・採用実績校・文理比率、、、などを総合的に見てました。また、SIerとしていろんな業界に携わりたかったので、事業領域が広い会社がほとんどでした。ここはいわゆる"就活の軸"ってやつです。

就活のスタンス

私が就活で参加したインターンは全て1dayのインターン(業界/職種研究会・ワークショップ・座談会・ウェビナー・トークセッションなど)となります。そもそもこの時期に長期インターンをやってる企業が少ないというのもありますが、私は「広く浅く」というスタンスで就活をやっていました。
なぜこのスタンスでやっていたかというと、

いくら深入りしたところで、必ず内定をとれるわけではない

という心持ちでいたからです。一か月を超えるようなインターンに行き、選考でものすごい優遇を得ても、最終面接で落とされる可能性は0ではありません。OB・OG訪問をしても、それで受かるわけではありません。
逆に、そういう下準備がない状態でも、書類選考を通過し、面接でアピールできさえすれば、たいていの企業は内定まで辿り着くことが可能です(一部例外を除きますが)。

要するに、インターンにも参加せず、OB訪問をせずとも実力さえあれば内定を勝ち取るチャンスはある、と考えていました。

とはいってもやはり確率は上げたいので、1dayのインターンにたくさん参加し、手広く企業をWEB訪問しました。1社に注力する暇があったら、1社でも多くいろんな企業にマーキングした、ということです。選考の優遇はほとんどありませんでしたが、早期選考の案内はいっぱい来ましたし、「インターンに参加した」という"御社に興味を持っているポーズ"は少なからず効果があったと思います。

また、「本当に行きたい企業を明確に定めなかった」というのも広く浅くやっていた理由です。なぜそうなったかというと、

いくら情報を集めても、入ってみないとわからない

という、ある意味諦めに近いものを持っていたからです。どれだけ情報を集めても、その企業のすべてを知ることはできません。いい企業に入れても、勤務地ガチャ・配属ガチャ・プロジェクトガチャ・上司ガチャ・同僚ガチャ、、、いろんな運要素が待ち受けています。
そしてそれは大企業になればなるほど顕著だと思います。いくら個人でOBOG訪問をしたところで、その先輩と全く同じ環境になる可能性は低いでしょう。私はその先輩に成り代わることはできないので、仕事内容も違うかもしれないし、人間関係も違います。特に、事業部ごとに雰囲気が違うという話はよく聞きます。

つまり、OBOG訪問で一個人の話を聞いたところでその先輩と同じおもいはできないし、会社が大きいほど全体像を把握することは難しい、というのが私の持論です。会社の制度や全社的な雰囲気、力を入れている事業なども伺うことは可能でしょうが、それは会社説明会や座談会でも聞けることです。むしろ座談会の方が多くの社員の意見を聞けて有意義なんじゃないかと考えます。あくまで持論です。
なので私はOBOG訪問は行ってません。ぶっちゃけめんどくさかったとかじゃないです、本当です。労力の割にリターンが合ってないとは思いますが。

しかし、私とは違って本気で行きたい企業が定まっているのならやるべきでしょう。特に、OBOG訪問をしたことが企業側に伝わって選考に影響するパターンは大事だと思います。訪問したことが企業側に伝わらなくても、面接などで伝えればやはりアピールになると思います。選考のコツとかも聞けるかもしれませんしね。


まあ要するに私は手広くやって、最後に残った(内定が出た)ところからマシなところを選ぼう、と思っていたわけです。
めっちゃ長い期間インターン行ってOBOG訪問までしたのにお祈りされたらすごい悲しくないですか?受かった後でいろいろ話聞いて選ぼうと思ってました。

しかし、この「広く浅く」というスタンスは後の選考で見透かされることになります。



インターン地獄編に続く

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