日記1027 2023 :地味な作業も必要?
自分は今まで人間がやるべきではない、地味な仕事(作業やブルシットジョブ)は出来る限り全てなくすべきだと考えていた。
例えば、自分はアイデアの構想や、それの検証及び実装は創造的であると考える一方で、パワポの作成等は「地味な作業」であると考えていた。
パワポの図の作成等は、見さすさのためだけに0.1ミリのズレもないように図の位置を調整することに苦心している。人に伝えるためとはいえ、こんなことに1日の何時間をも費やしていることに嫌気がさす。
しかし、そういった作業も、最近はそこまでひどいものではないということを感じつつある。
この作業があるおかげで、頭の回転をフル回転しなくても進捗を生める時間が確保できるのだ。
また、パワポを作ってる間は、一応そのアイディアに関する整理をしているわけでもあるので、次に頭を使う時間に入った際に、より良い手法を思いつく火種にもなる。
加えてずっと頭を回転させていると、次第に疲労して次なる考えが出てこないようになる。
そうすると必然的に休憩せざるをえなくなるのだが、この間に集中状態が途切れて、また頭を使う作業に戻ったときに、いわゆるフロー状態になるまでの時間が必要になるのだ。
この2点の観点から頭を使わない「地味な作業」も悪くないというか、むしろ有益になることもあるということに気がついた。
なので、バランスが大事なんだと思う。半半ぐらいの比率にするか、3分の1「地味な作業」にするか位の比率を意識してやっていこうかと思う。