社会人になって生まれた夢
昨日100人カイギで出会った人が、耳が聞こえない人や聞こえづらい人でも参加出来る学会「みんなの学会」を企画していた。
つくばの学生が研究発表をし、そのすべてに文字通訳・手話通訳・音声通訳をつけるそうだ。
学会に参加したことがある人なら想像できると思うが、学会はだいたい参加費が高い。数千円~1万円くらい取られることもある。
がしかし、この「みんなの学会」は参加費が1000円らしい!
耳が聞こえない人も内容を聴くことができ、敷居が低いので、一般の方も参加しやすい、みんなが参加出来る学会。それが「みんなの学会」なのだそうだ。
社会人になってできた叶えたい夢の一つに、「目が見えない人でも使えるSNSをつくる」というものがある。SNSは今や世界中の人達と繋がることができるし、自分はSNSのおかげで色んな世界を知ることができているし、知らない誰かと繋がることが出来ている。
気づけば社会人になってからSNSに本当に助けられた。自分と同じような悩みを抱えている人もいるんだ、とかその解決方法を提案している人もいるんだ、とか自分の好きなあのアーティストもSNSやってるんだ、とか、自分より大変な人もいっぱいいるんだ、とかたくさんのことを教えてもらった。
そんなとき、目が見えない人はSNSを使えるのかな、とふと疑問に思ったのが最初のきっかけだ。
(僕は小さい頃から宇宙が大好きで、いつか宇宙に行きたいとずっと思っている。これからどんどん宇宙への敷居も低くなって、あと30年もすれば色んな人達が宇宙に行く時代が来るかもしれない。
人類が本格的に宇宙へ進出し、地球以外の拠点で生活を送る時代が来ることを想定すると、今人類が抱えている様々な問題を解決する必要があるだろう。その中には、耳が聞こえない人や目が見えない人、手足が不自由な人が暮らしやすいようにする、という課題もあると思う。そのために、そうではない人達中心の社会を変えなければいけないと思っている。宇宙はすべての課題の解決のその先にある気がしているし、解決のヒントも宇宙にはあるんじゃないかという気がしているのだ。
universal designなのだから、universeにも関係あるだろう。)
(カッコ内追記)
「みんなの学会」の話を聞いた時、そんな夢とは呼ぶにはまだ小さな、夢の蕾があることをつい話したくなった。勇気を出して話してみると、案の定 「素敵ですね、いいと思います」と賛同してくれた。
しかもその後自分で調べてくれたらしく、音を共有することができるSNS!を作っている会社があるという事を教えてくださった。なんて親切でありがたい方なんだ😭
自分がイメージしていたのは、画面をタッチすると、振動で擬似的にデコボコした感覚やクリックした感覚が伝わる、ハプティクスと言われる触覚技術を使ったものだった。
点字をタブレットに表示出来るよう応用出来ればいいのかなと思っていた。
でも確かに、音の方が利用も開発もずっと簡単なのかもしれない。それに、音だと目が見えない人もそうじゃない人も同じように使うことができそうだ。
やっぱり、自分が思っていることを人に伝えるのは恥ずかしくて勇気がいる時もあるけど、その価値はあるなと感じた。
いいなと思ったら応援しよう!
