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黒沢尻工業が4大会ぶりの花園!!

黒沢尻工業 14-7 黒沢尻北
(4大会ぶり32回目)

ライバル対決を制した黒沢尻工業が花園出場を決めた。

黒沢尻工業は高校日本代表候補のCTB梅木颯斗(3年)主将が攻守の中心で、チームを牽引。前チームから主力のPR佐藤優澄(3年)、LO佐藤竣(3年)、FL紺野元太朗(2年)、SH遠藤陽紀(2年)、CTB畠山凛星(2年)、WTB寺下一瑠(3年)が中核をなす。

黒沢尻北は前チームからの主力が多く卒業したが、昨年度の花園を経験したFB鈴木丸太(3年)主将、PR三上祐右(3年)、CTB虻川大輔(3年)がチームの中心を担う。

序盤は一進一退の攻防となるが、徐々に黒沢尻工業が攻勢を掛けると、相手を敵陣に押し込む。8分、10分に好機を得るも、ここは黒沢尻北がしのぐ。それでも、黒沢尻工業は14分、敵陣でフェイズを重ねると、SO小田島功弥(2年)が巧みなステップで相手ディフェンスを突破してそのままトライ。先制に成功した黒沢尻工業はその後も迫るが取りきれず。耐える黒沢尻北は25分に敵陣に入るも得点にはつなげられない。黒沢尻工業は28分、相手インゴール手前に迫り、一旦はターンオーバーにあうも、直後にキックチャージからCTB梅木颯斗(3年)が抑えてトライ。前半は黒沢尻工業が14-0とリードし折り返す。後半、追いかける黒沢尻北は4分、敵陣でラインアウトを得ると、モールを押し込んで迫り、フェイズを重ねて最後はCTB中野獅王(2年)がトライ。GKも決まり7点差に迫る。その後は黒沢尻工業が敵陣でゲームを展開する。9分にはPGを狙うが失敗。それでもSH遠藤陽紀(2年)のランなどでチャンスをつくり、敵陣でのプレーを遂行。守備で粘りをみせる黒沢尻北はアタックを継続してもなかなか敵陣に入れない。最後までリードを守り切った黒沢尻工業が接戦を制した。

11月の新人戦では黒沢尻工業が勝利、5月の県総体では黒沢尻北が勝利、ともに1勝1敗で迎えたライバル対決は黒沢尻工業に軍配があがった。

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