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【1回戦】報徳学園vs仙台育英
12月27日 14:50 第3グラウンド
報徳学園(9大会連続50回目)
【今季の戦績】
近畿大会1回戦 ●22-29 東海大大阪仰星
セブンズ カップ5位
予選決勝 36-8 関西学院
【チーム紹介】
多くの主力が抜けて迎えた今季は近畿大会1回戦で東海大大阪仰星に惜敗し、選抜大会の出場を逃した。それでも着実に力をつけ、夏合宿では好成績を残した。迎えた花園予選決勝は攻守に強さを発揮し、確実にトライを挙げて快勝を実現。
力強いキャリーやタックルなど攻守に体を張るNo8西本龍太(3年)主将と、キックに、展開に、ランにキープレーをこなすFBタウファテビタ悦幸(3年)がチームの中心。ともに前チームでも主力を担った。セットプレーを支えるHO野村怜央(3年)やスキルの高いCTB福本亘(3年)ら実力者が並ぶに加え、昨季のルーキーズカップで準優勝を果たした2年生陣にも好選手が揃う。U17日本代表のFL/LO上原大尚(2年)とSH日比野陽穂(2年)を筆頭に、強い当たりを連発するFL山口鉄心(2年)も昨季のスタートを経験した。セブンズで活躍した両WTB長一輝(2年)と大城健富(2年)は決定力の高い好ランナー。
陣容が揃うチームは期待値が高い。ノーシードからの勝ち上がりに注目が集まる。
【注目選手】
FBタウファテビタ悦幸(3年)
鋭くダイナミックなランに加え、ハイボールキャッチとロングキックが魅力の高校日本代表候補。カウンターランや絶妙なキックを繰り出すとともに、的確なライン参加で組み立てに寄与するまさにBKの核。父は元日本代表のタウファ統悦。
SH日比野陽穂(2年)
鋭い球捌きと適切な判断で1年時から主力を担う。今季はU17日本代表にも選出された世代を代表するスクラムハーフ。愛知県からの越境入学で、全国ジュニアでは荒木奨陽(中部大春日丘1年)らとともに活躍。
FL山口鉄心(2年)
SH日比野とLO/FL上原とともに1年時から主戦級を務める。攻守に献身的で、タックルに加えて、力強いキャリーも必見。
仙台育英(29大会連続31回目)
【今季の戦績】
東北新人大会優勝 ◯19-17 秋田工業
選抜大会1回戦 ●0-74 東海大大阪仰星
敗者戦 ●17-52 長崎北陽台
東北大会5位決定戦 ◯69-10 聖光学院
予選決勝スコア 29-0 佐沼
【チーム紹介】
予選決勝では春の県総体で敗れた佐沼をノースコアに封じての快勝で下して花園出場を決めた。
昨季の主力が多く残るチームを司令塔SO高木悠生(3年)主将が牽引。予選決勝でも好キックが目立った視野の広いSH山下丈二(3年)とのハーフ団で全体を押し上げる。アタックの核となるのは抜群のランを誇るFB川村健介(3年)。CTB佐藤巧征(3年)らも好選手。
FWは1年時から出場機会を得るPR佐藤大翔(3年)、LO小野寺琥太郎(3年)、FL平岡駈琉(3年)を筆頭に昨季を知る選手が並び経験豊富。また、KOBELCO CUP大会優秀選手のLO飯島慎太郎(2年)も注目。
【注目選手】
FB/WTB 川村健介(3年)
スピードの加減と巧みなステップで抜き去るランナー。予選決勝では徹底マークにあいながらも、違いを生み出した。今季はセブンズユースアカデミー(テスト生)にも選出。
PR佐藤大翔(3年)
経験豊富なFW陣のなかでも一際目立つ。力強いキャリーと決定力のある働きでチームを牽引する。HOでもプレー可能。