【1回戦】長崎北陽台vs城東
12月28日 10:00 第1グラウンド
長崎北陽台(2大会ぶり22回目)
【今季の戦績】
全九州新人大会A 準優勝 ●26-38 東福岡
選抜大会1回戦 ●19-53 桐蔭学園
敗者戦 ◯52-17 仙台育英
全九州大会1位ブロック準決勝 ●12-45 大分東明
セブンズ カップ10位
予選決勝スコア 57-12 長崎南山
【チーム紹介】
昨季の花園を逃したが、多くの主力が残り(昨季の花園予選決勝では1、2年生が11名先発)、タレント力はシード校に引けをとらない。
選抜大会では桐蔭学園に対し、前半は肉薄しながらも後半に突き放されて敗れた。
昨年度は抽選で涙をのんだ予選決勝では攻守に力を発揮し、9トライを挙げて快勝。2大会ぶりの花園を決めた。
全国ジュニア大会経験者がひしめく逸材揃いで、近年で最も部員数の多い学年が最上級生となった。一昨季の花園ベスト8を知る3選手、高校日本代表候補のLO/No8下田秩(3年)主将、昨季のU17日本代表で現高校日本代表候補のLO/PR田﨑凛太郎(3年)、攻守に光るCTB新垣勇人(3年)が中心となる。力強い突破力を備える高校日本代表候補のCTB中田悠太(3年)も核をなし、昨季10番を担った好キックを連発する山口幸信(3年)がFB、ハーフ団はSO田崎果(3年)とSH牟田凌大(3年)が務める。昨季入学後すぐに出場機会を掴んだWTB白丸暖人(2年)は高い決定力を誇り、予選決勝ではハットトリック。ワークレートが高く、KOBELCO CUP大会優秀選手のFL山口貴生(2年)ら好選手が揃い、期待感は非常に高い。
勝てば今季の高校ラグビー界をリードする大阪桐蔭との対戦となる厳しいブロックに入ったが、実力を示したい。
【注目選手】
LO/PR 田﨑凛太郎(3年)
激しいコンタクトに加え、器用さも備える高校日本代表候補。1年時は1番を担い、花園ベスト8に貢献。その後、チームでは主にLOを務める。昨季はU17日本代表でもプレーした世代を代表するFW。
LO/No8 下田秩(3年)
攻守に力強いプレーぶりが光る主将。パワーに溢れ、体を張り続ける。No8もこなす高校日本代表候補。1年時から主力を務め、LO/PR田﨑、CTB新垣とともに花園ベスト8を経験。
CTB 中田悠太(3年)
FW経験を活かしたコンタクトの強さで相手の防御を破る。チームの突破役を担い、決定力も高い。昨季はU17九州に選出され、今季は高校日本代表候補入り。
WTB白丸暖人(2年)
俊敏生の高いランニングが光り、取り切る力がある。昨年は入学してすぐに出場機会を確保。兄は一昨季の主将白丸智乃祐(筑波大2年)。
FL 山口貴生(2年)
1年時から主力を担う献身的なタックルとブレイクダウンの強さが光るハードワーカー。力強いキャリーでも存在感を放つ。今季はKOBELCO CUP大会優秀選手に輝いた。
城東(8大会連続18回目)
【今季の戦績】
四国新人大会第2ブロック 優勝 ◯80-0 新田
選抜大会1回戦 ●26-31 札幌山の手
敗者戦 ●5-38 國學院久我山
四国新人大会A 準優勝 ●7-57 松山聖陵
予選決勝スコア 61-0 つるぎ
【チーム紹介】
抜群の存在感を示す高校日本代表候補のCTB/FB小野晏瑚(3年)がチームの中心。スピードがあり、仕掛ける働きが魅力のSH井颯太郎(2年)と視野の広いプレー選択をみせるSO戸田湊(2年)のハーフ団がアタックをリードする。戸田は予選決勝にて絶妙なキックでトライを演出した。CTB峰原光浩(3年)は力強さがあり、決定力が高い。WTB遠藤穂高(3年)らバックスリーのランも光る。
FWはサイズがあり、力強いキャリーを連発するPR小方蓮斗(3年)やセットプレーの核となるPR中山珀(3年)ら昨季を知る面々が牽引。FL井上晃(3年)はフィジカルを活かして攻守に働き、LO桑田剛志(3年)はよく前に出る。
幅のある展開と前進力のあるFW陣で強豪ひしめく山に挑む。
【注目選手】
CTB/FB 小野晏瑚(3年)
スピードのある巧みなランスキルで局面を打開できる世代代表する選手の一人。アタックセンスに溢れ、味方を生かすプレーも光る。昨季はU17日本代表に加え、U18 SDSフィジー遠征メンバーにも選出。今季は高校日本代表候補にも名を連ねる。広島から入学。
SH 井颯太郎(2年)
スピードのある鋭い仕掛けとテンポのいい球捌きが魅力。気の利いたサポートと得点への嗅覚も冴える。1年時から主力でチームのアタックをリードする。広島から入学。
LO 桑田剛志(3年)
強靭な体躯を活かした力強いキャリーが光る。予選決勝でも何度も前に出た。高校1年の終わりからラグビーを始め、今季より主力の座を掴んだ。