【1回戦】高鍋vs札幌山の手
12月27日 13:25 第2グラウンド
高鍋(14大会連続32回目)
【今季の戦績】
全九州新人大会B 準優勝 ●19-52 大分東明
選抜大会1回戦 ●12-24 茗溪学園
敗者戦 ◯55-12 興国
全九州大会1位ブロック準決勝 ●7-36 東福岡
予選決勝スコア 47-0 日向
【チーム紹介】
選抜大会では茗溪学園に敗れたものの、後半は互角以上の戦いを披露した。予選決勝では前半はなかなかスコアが伸びなかったものの、強力FW陣を全面に出した戦いで大勝を実現した。
LO田村武士(3年)共同主将がまとめ、高校日本代表候補HO高山成王(3年)、同じく前チームから主力を担うFL河野遼太郎(3年)らを擁する平均体重95キロ超で歴代最重量FW陣が強力。PR津曲勇紀(3年)ら魅力的な選手が目立つ。2年生のNo8石川晄ノ介(2年)も力強い。コンディション不良で予選決勝は途中出場だったLO中村聖那(3年)らも好選手。
BKは昨季から10番を張る司令塔SO土屋心和(3年)、同じく昨年の花園を経験したCTB河野剛大(3年)、怪我から復帰したFB隈江隆希(3年)が中心をなす。共同主将の河野は怪我で予選決勝を欠場。好ゲインを連発するWTB山下隆世(3年)とWTB/FB渡辺澪(2年)らが揃う。
SO土屋のゲームコントロールで力強く、決定力の高いFW陣を前に出し、好ランナーが並ぶBK陣で仕留めたい。充実のチームで上位進出を目論む。
【注目選手】
HO 高山成王(3年)
力強いプレーぶりで決定力も光る高校日本代表候補。近場で迫力ある前進を生む充実のFW陣の核をなす。昨季から主力を担い、安定したセットプレーも魅力。
FB 隈江隆希(3年)
スピードと鋭いステップが魅力のランナー。好キックも光る。中学時代には全国ジュニア大会優秀選手。セブンズユースアカデミーテスト生にも選出された逸材。入学直後から出場機会を得たが、その後は2度の靭帯損傷の怪我に苦しんだ。予選決勝では快走トライを決めるなど実力を発揮。自身初の花園に挑む。
札幌山の手(2大会連続22回目)
【今季の戦績】
選抜大会2回戦 ●0-87 大阪桐蔭
予選決勝スコア 33-7 函館ラ・サール
【チーム紹介】
2年ぶりに花園出場を果たした昨季から多くの主力が抜けた。前チームから主力のHO古谷飛翔(3年)主将、PR白幡塁斗(3年)、CTB中山稜斗(3年)、FB千葉煌生(3年)が中心となる。加えて、ラインアウトの核をなす高校日本代表候補LO吉川昌宗(3年)、突進とジャッカルが光る留学生のLO/No8タレマイトガ・ウルイラケバ(2年)が揃うFW陣はフィジカルが強く、力がある。BKではKOBELCO CUP大会優秀選手のSO小野寛太(2年)が司令塔を担い、タクトを振るう。中山、千葉らと高品質の展開を生み出す。
【注目選手】
HO 古谷飛翔(3年)
力強いFW陣を支える主将。機動性とパワーを備える推進力のあるキャリーが最大の魅力で、必ず前に出る。大敗した選抜大会大阪桐蔭戦でも際立った。セットプレーも安定しており、決定力も高い。
SO 小野寛太(2年)
U17北海道に2年連続で選出され、今年はKOBELCO CUP大会優秀選手に。大阪から進学し、今季より10番を背負う。的確なパスと仕掛けによるプレーメイクが光る。